VIO脱毛、自宅での自己処理みんなどうしてる?VIOセルフケアのやり方・剃り方・除毛クリームについて調べてみました
他の部位に比べて皮膚が薄く乾燥しやすいデリケートゾーンは、ちょっとした刺激でお肌が炎症を起こしてしまったり、カミソリ負けによる痛みやかゆみ、色素沈着と言ったトラブルの原因になってしまうこともしばしば。「どんなアイテムを用いて、どのように処理するのが正解なの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
こちらのページでは、VIOの自己処理方法、デリケートゾーンのムダ毛・アンダーヘアの正しい剃り方や、起こりやすいトラブル、注意点、自己処理とサロン脱毛のメリット・デメリット比較など解説していきます。
VIOの自己処理方法!正しい剃り方ってあるの?
腕や脚のムダ毛を処理するのと同じように、VIOのムダ毛を日常的に自己処理している女性は少なくありません。ショーツからはみ出してしまう部分をカットする程度という方も居れば、好きな形に整えているという方も居るでしょうね。
まずはVIOの正しい自己処理方法・剃り方について知っておきましょう。
準備するもの
VIOの自己処理に必要なアイテムは下記の4点です。Vライン・Iライン・Oライン、どの部分を処理する際にもあると便利なので、ぜひ揃えてみてくださいね。
卓上ミラー
脇の下のムダ毛処理を鏡で見ながらするように、I・Oラインの自己処理には床に置いた鏡を使用するのが便利です。
卓上ミラーはコンパクトなものが多いですが、あまりに小さいものだとよく見えないので、少し大きめのものを選ぶのがベター。
床に寝かせたり、壁に立てかけたりして使うのもいいですが、なるべく自立するものがおすすめです。
髪切りハサミまたはヒートカッター
腕や脚などに比べ、VIOのムダ毛は長さがあるため、シェービングの前にハサミなどで短くカットしておく必要があります。
全ての毛を処理するのではなく、「ある程度は残しておきたい」「形を整えたい」という場合には、ハサミではなく電熱で毛先を焼き切ることができる「ヒートカッター」がおすすめ。切った毛の断面が丸くなるので、自己処理後のチクチクやかゆみを防ぐことができます。
VIOシェーバー
VIOのシェービングには、VIO専用の電気シェーバーがおすすめです。ヘッドが小さく細かい部分も剃りやすいように作られているため、初めての方でも失敗しにくいと言えます。
VIO専用のシェーバーを準備できない方は、お顔用の電気シェーバーでの代用でもいいかも知れません。お顔用のシェーバーもかなり刃が細かく、お肌への刺激も少ないため、VIOの自己処理に向いています。実際、脱毛サロンなどでは、VIO脱毛の施術前のシェービングにお顔用の電気シェーバーが用いられることもあるようです。
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保湿クリーム
肌に負担の少ない方法で自己処理した場合でも、自己処理のあとは必ず保湿クリームを塗りましょう。クリームがない場合には、乳液やオイルでも構いません。
VIOはもともとデリケートな部位ですが、自己処理後はさらに皮膚が敏感になっていますので、なるべく低刺激の商品が理想的です。
最後に保湿ケアをするだけで、自己処理後のチクチクやかゆみを抑えられるほか、乾燥によるデリケートゾーンのたるみなどの防止にも繋がります。
自己処理の手順
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- STEP.01準備
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下半身は裸になって床に座り、M字開脚か片足を立膝にした状態で、正面に卓上ミラーを置き、目で確認できる位置を探しましょう。カットした毛が散らばってしまうので、新聞紙などを敷いてもいいですし、バスルームで行うのもいいかも知れません。
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- STEP.02カット
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毛が長い部分は、髪切りハサミまたはヒートカッターであらかじめカットしておきましょう。VIOの毛は縮れていてカットしにくいですが、毛を上に引っ張りながら切ると切りやすくなります。見えないところは怪我の恐れがあるので無理して切らなくても大丈夫。
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- STEP.03シェービング
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シェーバーで、肌の曲線と毛の流れに沿ってシェービングしていきます。毛の流れに逆らって剃る方がよく剃れますが、肌が傷付いてしまうため、必ず毛の流れに沿って剃るのがコツ。粘膜を傷付けてしまわないよう、ミラーも上手に活用しながら慎重に行いましょう。
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- STEP.04保湿ケア
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シェービングを終えたら、必ず保湿をしましょう。VIOは肌が薄く、自己処理を繰り返すと乾燥によるくすみができやすい部位でもあります。保湿ケアをしっかりと行うことで、剃った後のチクチク感や、肌トラブルを予防することができます。
Vライン・Iライン・Oライン、それぞれの自己処理のコツ
自己処理のコツ①Vライン
デリケートゾーンの上の部分にあたるVラインの自己処理は、Iライン・Oラインとは違い、直接目で見て確認しながら処理ができる場所になるので、初めての方でも比較的失敗しにくい箇所になります。股関節の近くまで処理しやすいよう、安定したところに座って処理をしましょう。
始めに、全体の毛を長さが1~1.5cmくらいになるまでハサミまたはヒートカッターでカットします。毛をつまみ、上に引っ張りながら、少しずつカットしていくのがコツ。
長さを整えたら、次は残したいVラインの形の周りをシェーバーで剃っていきます。Iラインとの境目は凹凸が激しく剃りにくいため、肌に沿って丁寧に剃りましょう。
自己処理のコツ②Iライン
陰部の両側にあたるIラインの自己処理は、Vラインよりも粘膜に近い部分になるため、怪我をしないよう慎重に行う必要があります。
特にOラインに近い部分の処理では、目で見て確認しながら行うことが難しいため、卓上ミラーを用いながら処理していきましょう。
平らな床に座り、正面に卓上ミラーを置いて、M字開脚か片足を立膝にした状態で、鏡越しに確認しながら処理していくのが安全です。
Iラインも、Vラインと同じように、始めに長い毛をカットしてからシェービングしていきます。ハサミを使う場合、刃を内側に向けてカットすると粘膜を傷付けてしまう恐れがあるため、必ず刃を外側、あるいは下方向へ向けてカットしていきましょう。
Vライン同様、毛をつまんで引っ張りながら切っていくのがやり易いですが、「粘膜を切ってしまいそうで怖い」と感じたら、Vラインよりも少し長めに2cmほどまで残しておいても大丈夫。
長さを整えたらシェーバーを使って毛を剃っていきます。Iラインは皮膚が薄くたゆんでいるので、皮膚を引っ張って伸ばしながら剃っていくのがコツ。とても敏感な部位なので、地肌からシェーバーの刃を少し浮かせるようなイメージで、優しく丁寧に行いましょう。
自己処理のコツ③Oライン
Oラインはお尻の穴の周りの部分になりますので、肌表面の凹凸が激しく、自己処理が難しい箇所です。きちんと目で見て確認しながら処理したいという場合には、卓上ミラーを床に寝かせて置き、その上にまたがってしゃがむようなかたちでするのがいちばんよく見える方法かと思います。
ただし、この態勢で同時にシェービングとなるとかなりやりにくいので、椅子を用意し、そこに片足をかけ、ちょうどOラインが映る位置にミラーを合わせていくのがいいかも知れません。
Oラインのムダ毛はそこまで長くないので、カットの工程がなくてもシェーバーに引っかかってしまうことはあまりありません。毛の生えている方向に沿って、優しくシェーバーを当てて剃っていきましょう。
これだけはNG!VIO自己処理の注意点や起こりやすいトラブル
さて、VIOの自宅での自己処理・剃り方の解説に際して、「ヒートカッター」「電気シェーバー」などのアイテムをご紹介して参りましたが、「カミソリ」や「毛抜き」「除毛クリーム」などの自己処理グッズはどうなのでしょうか。
実は、これらはさまざまな肌トラブルの原因となるため、VIOの自己処理にはおすすめできないNGアイテムなのです。その理由について詳しく解説していきます。
VIOの自己処理これだけはNG①カミソリで剃る
カミソリによる自己処理は、広い範囲のムダ毛をすばやく処理できることから好まれがちではありますが、実はさまざまな肌トラブルの原因となり得ます。
と言うのも、基本的にはむき出しの刃物を肌に滑らせていることになりますので、毛と一緒に肌も削ってしまっている状態です。肌が乾燥したり、ひりつきや痛み・かゆみの原因となるのはもちろん、肌を守るためにメラニン色素が生成されて、色素沈着や黒ずみを起こす可能性もあります。
さらに、傷付いた皮膚が先に再生され、その後に新しい毛が生えてくることで、毛が皮膚の中に埋まった状態、いわゆる「埋没毛」を引き起こす原因にもなります。
VIOの自己処理には、刃が直接肌に触れるカミソリではなく、刃が直接肌にあたらない電気シェーバーを用いるようにしましょう。
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VIOの自己処理これだけはNG②毛抜きで抜く
毛抜きやピンセット、ワックスなどを用いて「根元からムダ毛を抜く」という処理方法も、デリケートなVIOの自己処理にはおすすめできません。
特にワックスなどを用いた場合、根元からうまく抜けずに途中で切れてしまった毛は「埋没毛」になりやすいですし、うまく抜くことができたとしても、毛の根元の部分である「毛包」に傷が付くため、ここに細菌が入り込み、毛穴が腫れたり膿んでしまう「毛嚢炎」を引き起こす可能性があります。
また、毛抜きなどで毛を引き抜く際に、毛を作るための細胞を傷付けてしまう可能性もあります。その場合、再生の工程でひとつの毛穴に複数の細胞が生まれてしまうこともあり、これは同じ毛穴から同時に複数の毛が生えてくる「複数毛」の原因にもなり得ます。
VIOの自己処理これだけはNG③除毛クリームを使う
除毛クリームは、アルカリ性の化学薬品により、毛を生成しているタンパク質と反応して、皮膚表面の毛を溶かす、という仕組みの脱毛アイテムです。しかし、皮膚も毛と同じようにタンパク質で作られているため、同時に皮膚まで溶かすことになってしまいます。
VIOは皮膚粘膜が弱く繊細なので、薬剤などの刺激にはもっとも弱い部位のひとつです。どれだけ優しい成分を謳っている商品でも、少なからず肌へのダメージがあるということを覚えておかなければなりません。
実際に、多くの除毛クリームには、VIO・デリケートゾーン、目の周りや顔などには使用できない、という注意書きがされているはずです。
VIO自己処理VSサロン脱毛!メリット・デメリットを徹底比較
ここまで、VIO脱毛の自宅での自己処理の方法、正しい剃り方などについて解説して参りましたが、現在、VIO脱毛はサロン脱毛派が増えてきていると感じます。
自己処理よりもサロンによる脱毛の方がメリットが多いのでしょうか。自己処理とサロン脱毛のメリット・デメリットについて考えてみましょう。
サロン脱毛 | 自己処理 | |
---|---|---|
メリット |
・ムダ毛が無くなり自己処理の手間が減る ・肌がきれいになる ・専門家の施術を受けられる ・ムダ毛に関する知識が豊富になる ・自分では手の届かない部位のムダ毛処理もできる |
・手軽に行える ・サロンに通う手間がかからない ・お金がかからない |
デメリット |
・サロンに通う時間と労力がかかる ・お金がかかる |
・頻繁に行わなければならない ・肌トラブルが起こりやすい ・自分では処理できない部位がある |
サロン脱毛のもっとも大きなデメリットのひとつに、「お金がかかる」という問題があります。また、月に一度お手入れに通う手間と言うのも、人によっては負担に感じてしまうこともあるかも知れませんね。
しかし、逆に言えばそこさえクリアすれば自己処理よりもサロン脱毛の方が圧倒的にメリットは大きいように感じます。
自己処理には終わりがなく、いくら続けてもムダ毛そのものの量が減ったり薄くなるということはありませんから、思い切ってサロンでの脱毛を考えてみるのもいいかも知れません。
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VIOの脱毛効果が高いサロンって?
脱毛サロンで導入されているマシンには、いくつかの種類があります。肌への負担が少なく、美肌効果も期待できるものや、産毛の脱毛に向いているものなど、特徴や得意とする部位などが微妙に異なります。
中でももっともVIOの脱毛に向いていると言われるのが、IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛器です。
脱毛サロンで受けられる光脱毛の中でも特にパワフルで、ワキやVIOなど黒々とした太くて濃い毛ほど効果が表れやすく、特に初めて脱毛をする人にとっては、毛量や毛の濃さで目視でも変化が分かりやすいマシンとされています。
初めて脱毛に通う人や、ワキやVIOなど濃い毛を脱毛したい人、効果が感じられないと脱毛に通うことを面倒に感じてしまいがちな人などには、IPL脱毛器を導入している脱毛サロンがおすすめです。
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IPL脱毛が受けられる脱毛サロンをご紹介
キレイモ平日とく得プラン
平日に通える人限定!他プランよりお得な料金設定
- 料金
- 月額5,000円(税込)~ 平日の12時半~16時半までに通える人にお得な「平日とく得プラン」の全身脱毛「無制限コース」は総額約33万円。他サロンからのりかえた方が対象の「のりかえ割」や、お友達の紹介、お友達と一緒に申し込み、お母さま又はお嬢さまと一緒に申し込みの方が使える割引いずれかひとつの利用で、1万円の割引が適用され、最終総額は約32万円に。頭金・ボーナス支払いの残りを分割払いにした月々の支払金額が5,000円(詳しい割引内容はこちら)。
- 脱毛できる部位
- 顔・VIOを含む全身
- 施術の内容
- 1回の施術で全身照射してもらえる。施術時間は約90分。
- 脱毛器の種類
- IPL式+SHR式
- 予約の回数
- 無制限
- 予約の間隔
- 1回目から11回目は45日に1回、12回目から18回目は60日に1回、19回目以降は90日に1回のペースで予約を入れられる。
- 予約可能な時間帯
- 平日のみのプランなので、祝日を除く、月曜日から金曜日までの各店舗営業時間内。
- 店舗数
- 全国60店舗
全顔含む全身脱毛プランの中では平均的なサービス内容と価格帯
- 料金の満足度 顔・VIOも含む全身脱毛が無制限で、月々の支払いが5,000円はお得感◎。総額も約32万円と相場よりお安め。
- 脱毛効果の満足度 太くてしぶとい毛にも高い効果を発揮する「IPL式」の脱毛機器と、細い産毛にも高い効果を発揮する「SHR式」の脱毛機器の両方を導入しているため、全身くまなく効果を実感できるのが嬉しい。
- 痛みの感じにくさ 「SHR式」の脱毛機器は、比較的痛みを感じにくいとも言われている。
- 予約の取りやすさ ウェブ予約では、24時間いつでもマイページから予約・変更・キャンセルが可能。リアルタイムで予約状況をチェックでき、自由に店舗移動ができるのも◎。
- 接客の満足度 スタッフさんはとてもフレンドリーで楽しい雰囲気で施術をしてくれる、という口コミもあれば、初めて電話で相談をした際、対応があまり良くなかったという口コミも。
- キャンペーンの充実度 学生の場合は「学割」、他サロンでの脱毛経験があれば「のりかえ割」、友達と一緒に予約すると「ペア割」など、契約時の条件によってさまざまな割引が用意されている。
リシェル全身18回プラン
リシェル「全身18回プラン」価格帯は平均よりややお高め
- 料金
- 月額9,900円(税込)~ コース料金の総額は約40万円。これを分割払いにした月の支払額が8,800円、さらにここに毎回のシェービング代1,100円が加算され、9,900円。
- 脱毛できる部位
- 顔・VIOを含む全身
- 施術の内容
- 全身を2パーツに分け、1回の施術で1パーツずつ照射してもらえる。2回の施術で全身照射、という流れ。
- 脱毛器の種類
- IPL式+SHR式
- 予約の回数
- 18回(無制限のプランはない)
- 予約の間隔
- 2週間に1回のペースで予約を入れられる。
- 予約可能な時間帯
- 空きがあれば、月曜日から日曜日までの各店舗営業時間内すべて。
- 店舗数
- 全国4店舗
脱毛にエステを加えた手厚いサービス内容が魅力!
- 料金の満足度 18回パックで総額40万円と少しお高めではあるが、脱毛にエステを加えたコースなのでお得感はアリ。
- 脱毛効果の満足度 太くてしぶとい毛にも高い効果を発揮する「IPL式」の脱毛機器と、細い産毛にも高い効果を発揮する「SHR式」の脱毛機器の両方を導入しているため、全身くまなく効果を実感できるのが嬉しい。
- 痛みの感じにくさ 「SHR式」の脱毛機器は、比較的痛みを感じにくいとも言われている。
- 予約の取りやすさ 初回カウンセリングのみネット予約が可能。施術は店舗予約か電話予約のみなので、人によっては不便さを感じる可能性あり。
- 接客の満足度 厳しい試験に合格したエステティシャンだけが対応してくれるということもあり、電話応対からカウンセリング、施術、アフターケアまで、ワンランク上の接客サービスという印象。
- キャンペーンの充実度 学生の場合は「学割」、他サロンでの脱毛経験があれば「のりかえ割」、友達と一緒に予約すると「ペア割」など、契約時の条件によってさまざまな割引が用意されている。
※ この記事は、ネットの情報や、実際に店舗での連絡や施術の体験を元に、この記者が作成したものです。
- この記事を書いた人
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編集部員 Megumi
ウェブライター
制作会社でライターとして勤務。その後、フリーランスのウェブライターとして、美容、健康、ファッションなどの記事を執筆してきました。趣味はホットヨガ、愛犬と遊ぶ、自宅で自作アロマを焚くこと。