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ほくろ除去の施術内容について

ほくろとは？

ほくろとは、「色素性母斑」と呼ばれる良性腫瘍のひとつです。
生まれつきのものもあれば、「後天性」といって、成長していく過程で色素細胞が皮膚の下で増殖し、生じる場合も多くあります。

「顔に目立つほくろがある」「唇の上にあるほくろを取りたい」「年々ほくろが増えてきた」「首にポツポツとあるほくろやいぼが気になる」「手や足に盛り上がったほくろやいぼがある」「できものを触っていたらほくろになった」など、痛みやかゆみといった症状はなくとも、見た目や顔立ちの印象を変えるため、美容施術によってほくろを除去したいと考える方は少なくありません。

ほくろ除去にはどんな施術方法がある？

ほくろやいぼを除去する美容施術は大きく分けて2パターンあります。
ひとつはレーザーや電気エネルギーを利用し「ほくろを削る」という治療法、もうひとつは皮膚を切り取ってほくろを切除し、縫合するという外科的手術です。

6mm以上の大きなほくろや皮膚の深い部分にあるほくろは切開を勧められることもありますが、一般的に「ほくろ除去」と言えば「炭酸ガスレーザー（CO2レーザー）」や「電気分解」といった、ほくろを削る治療方法が用いられています。
 

ほくろは保険適用で治療可能な場合がある？

「顔の印象を変えたい」「見た目を良くしたい」といった美容目的でほくろを除去する場合には料金は自己負担となりますが、中には保険診療の適用で治療が可能な場合もあります。

たとえば、「まぶたにあって視界の邪魔になる」「ヒゲを剃る時に引っかかる」「服を脱ぐ時に引っかかる」「顔を洗う時に爪があたって血が出たことがある」など、ほくろやいぼが日常生活に支障をきたすような場合には、保険適用での治療が可能となります。

稀に「悪性腫瘍の可能性がある」など、疾患としての問題があるケースもありますので、気になる方は早めに受診してみることをおすすめいたします。

ほくろ除去は痛い？ダウンタイムや副作用は？

ほくろ除去は「局所麻酔」で行うため、術中・術後に痛みを感じることはほとんどありません。
局所麻酔をする際に「チクリ」という痛みはありますが、事前に申し出れば皮膚表面に塗布する麻酔クリームなどの処置をしてもらい、痛みを軽減させることも可能です。

各美容クリニックによりますが、炭酸ガスレーザーの場合も、電気分解の場合も、大体8日から14日前後の間、施術箇所に軟膏を塗り、保護テープを貼って過ごすよう言われることがほとんどです。

テープは肌の色に近い目立たないもので、上からメイクをすることも可能です。

電気メスやレーザー照射した部位はやや赤みがかった状態になりますが、言われなければ気付かないほど目立ちにくいことが多く、術後2～3ヶ月ほど経てば、新陳代謝によって皮膚が再生され、綺麗になります。

稀に、保護期間中にテープがはがれるなどして出血をすることがありますが、清潔なガーゼなどで軽く押さえ、新しいテープを貼ってそっとしておけばおさまりますので、心配要りません。

ほくろ除去のよくある質問

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