ミネラルファンデーションおすすめ商品比較!カバー力とコスパで選ぶパウダーファンデ
- この記事を読むと分かること
-
- ミネラルファンデーションの正しい選び方が分かる
- ミネラルファンデーションのおすすめランキングが分かる
- ミネラルファンデーションの正しい使い方や注意点が分かる
- ミネラルファンデーションの種類や特徴が分かる
「クレンジング不要」「つけたまま眠れる」と言われるほど肌に優しいファンデーションとして人気が高まっている「ミネラルファンデーション」ですが、その種類は非常に多く、初めて使ってみようという方は迷ってしまうかも知れません。
こちらの記事では、ミネラルファンデーションが初めてという人でも本当に自分に合ったものを選ぶことができるように基本的な選び方の基準、使い方のポイント、意外と見落としがちな注意点、その他人気商品の価格比較やこだわりポイントなど項目別に調べまとめましたので、ぜひご参考になさってみて下さい。
ミネラルファンデーションとは?
そもそもファンデーションとは、顔にできたシミやホクロ、毛穴の黒ずみやくすみと言った肌のネガティブ要素を隠し、肌色を均等に整える役目を持った化粧品のひとつです。
一口に「ファンデーション」と言ってもその種類は様々で、パラフィンや固形ワックスに色素顔料を練り込んだ「クリームタイプ」、乳液やクリームに色素顔料を混ぜ込んだ「リキッドタイプ」、いわゆる粉おしろいと呼ばれる「パウダータイプ」などがありますが、各々特徴や得手不得手があるため、肌質や季節によって使い分けたり併用したりします。
「ミネラルファンデーション」というのは、天然鉱石のマイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄という4つの鉱物・鉱石(ミネラル)が主な原料であり、界面活性剤や合成防腐剤、タール色素などが含まれていないファンデーションのことを指しますが、これはアメリカの皮膚科・形成外科でのレーザー治療やケミカルピーリング直後の敏感な肌にも使えるファンデーションとして開発されたのが始まりです。
つまり、医療の場で治療後に使うものであるように、肌に負担をかける成分、余分なものが入っていないので、肌タイプを選ばずに使えるところが「ミネラルファンデーション」最大の特徴であり、魅力であると言えるのです。
ただし、「ミネラルファンデーション」には認証機関が設けられていないため、成分の一部に少量のミネラルが使われているだけのものの場合もあります。このため、本当にイノセントなミネラルファンデーションをお求めの方は商品に記載されている成分・原材料表記をしっかりと確認する必要がありそうです。
また、ミネラルファンデーションは「肌に優しい」というイメージが強いため、メイクアップとしての機能面を懸念して使用を躊躇する人も多く居ます。しかし、ミネラルの粒子が多面的な輝きをして肌そのものが健康的できれいに見えますので、メイク商品という観点から言っても非常に満足度の高いものになっていると言えるでしょう。
ミネラルファンデーションはどんな人におすすめ?
ミネラルファンデーションは、以下のような悩みや目標を持つ人に特におすすめです。
初めてメイクをする思春期や成長期の方
思春期や成長期の肌は、皮脂の分泌が活発である一方、非常にデリケートです。過剰な皮脂やホルモンバランスの変化によってニキビや肌荒れが起きやすいため、肌に負担をかけないメイク用品を選ぶことが重要です。ミネラルファンデーションは、界面活性剤や合成防腐剤などの刺激となり得る成分が含まれていないものが多く、シンプルな処方で作られているため、敏感な肌にも適しています。
また、軽いつけ心地と自然な仕上がりが特徴で、厚塗り感が出にくいため、メイク初心者でも簡単に使いやすいのがメリットです。さらに、メイク落とし不要で石鹸で落とせるタイプもあり、肌を過度に摩擦せずにケアできる点が魅力です。初めてメイクに挑戦する方に安心して使えるファンデーションとしておすすめです。
肌荒れ・ニキビ・乾燥肌・インナードライ肌にお悩みの方
肌荒れやニキビ、乾燥肌、インナードライ肌(肌表面は脂っぽいのに内部が乾燥している状態)など、肌トラブルを抱えている方には、低刺激で保湿効果も期待できるミネラルファンデーションが適しています。酸化亜鉛や酸化チタンには抗炎症効果があるとされ、肌を落ち着かせる作用が期待できます。
また、余分な油分や合成成分が含まれていないため、毛穴を詰まらせにくい処方が多いのも利点です。さらに、ミネラル成分の光反射効果によって、肌の赤みやくすみを自然にカバーし、健康的な印象を与えることができます。肌トラブルでメイクを避けていた方でも、ミネラルファンデーションなら安心して使用でき、日常生活の中で肌をきれいに見せながら負担を軽減することが可能です。
通常のミネラルファンデーションではヒリつきを感じてしまう方
敏感肌やアレルギー体質の方の中には、通常のミネラルファンデーションでも刺激を感じてしまう場合があります。そんな方には、さらに純度が高く、添加物が一切含まれていない「ピュアミネラルファンデーション」がおすすめです。一部のミネラルファンデーションには、肌への密着性を高めるために少量の合成成分が加えられている場合がありますが、完全無添加の商品を選ぶことで、敏感肌へのリスクを最小限に抑えることができます。
また、事前に成分表を確認し、自分に合わない成分が含まれていないかをチェックすることが大切です。テクスチャが軽く、塗布後に肌が息をしているような感覚を得られるピュアな製品を選ぶことで、ヒリつきを回避しながらメイクを楽しむことができます。
ナチュラルな仕上がりにしたいメイク男子にも
近年、男性のメイクは「身だしなみ」の一環として受け入れられるようになってきましたが、男性の肌は一般的に女性よりも皮脂量が多い一方で、メイクに不慣れな方も多いです。そのため、厚塗りにならず自然な仕上がりを実現できるミネラルファンデーションは、メイク初心者の男性にも適しています。
また、ミネラルファンデーションの光反射効果により、肌の凹凸や色ムラをさりげなくカバーできるため、「メイクをしている」とは感じさせない自然な印象を与えます。石鹸で簡単にオフできる製品が多く、クレンジングの手間が少ない点も男性にとって魅力的です。普段のスキンケア感覚で取り入れられるため、ナチュラルで清潔感のある仕上がりを目指す男性におすすめのアイテムです。
人気のミネラルファンデーションおすすめランキング
くまポンマガジン編集部では、各メーカー最新商品や売れ筋上位からさまざまなタイプのミネラルファンデーションを厳選、料金、使い心地、カバー力の3ポイントで比較して徹底検証。おすすめのミネラルファンデーションをランキング形式でご紹介いたします。
レイチェルワインミネラルファンデーション
レイチェルワインミネラルファンデーションの特徴
厳選されたマイカや酸化チタン含む7種類のミネラルから作られ、肌トラブルの原因成分やアルコール・油分を一切含まないため、クレンジングが一切不要。成分の粒子の大きさを調節することにより、パウダーが皮脂を吸着、期待以上の仕上がりとカバー力、まるでリキッドファンデのような透明感は「@cosme」でも高評価。上質天然毛と変わらない柔らかな肌触りと微粒子パウダーを均一に伸ばすことができる本格ブラシは、人工毛ならではの耐久性も併せ持つこだわりの高品質。カラーバリエーションも豊富な12色展開。ケースはポーチに入れるのに丁度良いサイズでデザインも可愛く蓋の開閉もしやすいので使いやすい。
- 1日当たりの価格
- 約660円/1g
- 購入価格
- 3,300円(税込)~
- 内容量
- 5g
- 形状
- パウダータイプ
- 主成分
- 酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、シリカ、ラウロイルリシン、水酸化Al、油分やアルコール分、防腐剤や界面活性剤などの肌トラブルの原因となる成分を一切カット。ラウロイルリシンは肌の保湿効果や老化防止効果を持つ合成成分。
- UVカット
- SPF27(PA+++)
- カラー展開
- 12色
- クレンジング不要
- 下地不要
- ミネラル100%
レイチェルワインミネラルファンデーションの使用感
- 料金の満足度 1g当たり約660円とほぼ相場、中価格という印象。ただし他のパウダーファンデと比較してかなり伸びがいいと感じていて、使用量が少ないのでコスパがいいと感じた。
- 使い心地 専用ブラシの使い心地が良く、また粉も飛ばずに良く含む。蓋の開け閉めがしやすく、粉も出しやすい。ケースのデザインが可愛い。カラーバリエーションが非常に豊富。
- カバー力 厳選されたシリカ配合で伸びが良くナチュラルでセミマットな仕上がりに。ほんの少しの量で肌へしっかりとなじんでくれるので、日中の化粧直しがほぼ必要ありません。
検証者:30代後半女性編集部員O
オンリーミネラルホワイトニングファンデーション
オンリーミネラルホワイトニングファンデーションの特徴
シミをカバーしながらメラニンの生成を抑える薬用有効成分配合で美白もできる、ミネラル100%の薬用ホワイトニングファンデーション。刺激の原因となる界面活性剤、油分、合成香料・色素、パラベン、シリコン、タルク、紫外線吸収剤、ナノ微粒子などを一切含まないため、クレンジング不要。超微粒子パウダーだからクリーミーでしっとりとした仕上がり、シミ・毛穴を見せないカバー力を実現。カラーは「薬用ホワイトニング」の場合は3色展開。ファンデ一体型のポケットタイプもある。SPF50+(PA+++)のUV効果が嬉しい。
- 1日当たりの価格
- 約990円/1g
- 購入価格
- 4,950円(税込)~
- 内容量
- 5g
- 形状
- パウダータイプ
- 主成分
- 酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、シリカ、グリセリル、ホホバ油、非常にシンプルな成分で作られているのが特徴です。100%ミネラル配合でつけたまま眠れるほどお肌に優しいのが魅力です。
- UVカット
- SPF50+(PA+++)
- カラー展開
- 3色
- クレンジング不要
- 下地不要
- ミネラル100%
オンリーミネラルホワイトニングファンデーションの使用感
- 料金の満足度 1g当たり約990円とやや高価格という印象。ただしこの価格でSPF50+(PA+++)ミネラル100%はコスパ◎。
- 使い心地 付属のブラシではなくパフを使ってルースパウダーのように付けています。肌を触らずに塗れるのがいい。
- カバー力 乾燥肌で頬が赤く、他は白いです。こちらは頬の赤みが消えて他の白いところと均一になり綺麗に見える。乾燥や肌負担を感じない。
検証者:20代半ば女性編集部員H
ベアミネラルオリジナルファンデーション
ベアミネラルオリジナルファンデーションの特徴
1976年サンフランシスコで誕生したミネラルコスメのパイオニア「ベアミネラル」は35年以上変わらない製法で品質を維持。マイカ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、オキシ塩化ビスマスという厳選された5種類のミネラルのみを配合し、軽やかで優しいつけ心地を実現。専用の下地とフィニッシングパウダーを併用すれば、仕上がりがより美しく崩れにくくなります。カラーバリエーションは12色から選べる。ブラシはスカートのような特殊構造でパウダーを逃さずキャッチ。外側の長い毛がパウダーをあつめ、内側のドーム状の部分で肌に均一にのせることができます。
- 1日当たりの価格
- 約619円/1g
- 購入価格
- 4,950円(税込)~
- 内容量
- 8g
- 形状
- パウダータイプ
- 主成分
- オキシ塩化ビスマス、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、白さやパール感を引き出すための「オキシ塩化ビスマス」はニキビや吹き出物が出やすい方には向かない成分なので当てはまる人は要注意。
- UVカット
- SPF15(PA++)
- カラー展開
- 12色
- クレンジング不要
- 下地不要
- ミネラル100%
ベアミネラルオリジナルファンデーションの使用感
- 料金の満足度 1g当たり約619円とほぼ相場、中価格という印象。慣れていない人はパウダーを多く使用してしまいがちなので適量を心がけて大切に使って欲しい!
- 使い心地 初めてのパウダーファンデということもあり慣れてなく、中蓋に出してブラシをトントンして調節して、とやってると服や机が汚れてしまう。下にちゃんとティッシュを敷いておくべし。
- カバー力 薄付きで粉っぽくなるかと思いきや、顔の脂?といい感じになじんでカバー力も高く驚き。「オリジナルファンデーション」よりツヤを抑えたヘルシーマットな仕上がりになる「マットファンデーション」もある。
検証者:20代後半女性編集部員K
エトヴォスマットスムースミネラルファンデーション
エトヴォスマットスムースミネラルファンデーションの特徴
エトヴォスは国産ミネラルファンデーションの製造・発売を、日本ではじめて行ったブランド。きめ細かい粒子が毛穴のデコボコを埋めるようにフィットし、毛穴の目立たないなめらかな陶器肌を実現、ソフトフォーカス効果でシミ・シワにベールがかかる美しい仕上がりに。独自技術によりパウダーを保湿コーティングすることでお肌を乾燥から守って潤すため、お肌への密着度も高く、崩れにくい。ふんわりとした上質のパウダーで、伸びが良くつけ心地が軽いため、肌への閉塞感がない。ケースはシンプルなデザインで使いやすい。カラーは4色展開。ブラシは先が丸くカットされているタイプでチークをのせるのにも使えます。
- 1日当たりの価格
- 約880円/1g
- 購入価格
- 3,520円(税込)~
- 内容量
- 4g
- 形状
- パウダータイプ
- 主成分
- 酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、シリカ、ラウロイルリシン、水酸化Al、プセウドジマツクバエンシス発酵物、レイチェルワイン同様、ラウロイルリシンはミネラルではありませんが肌の保湿効果や老化防止効果を持つ合成成分なので肌に優しく安全です。
- UVカット
- SPF30(PA++)
- カラー展開
- 4色
- クレンジング不要
- 下地不要
- ミネラル100%
エトヴォスマットスムースミネラルファンデーションの使用感
- 料金の満足度 1g当たり約880円とやや高価格という印象。ただし、容器の構造上適量が取り出せるため使い過ぎてしまう心配がなく1.5ヶ月~2ヶ月分くらい持つ。
- 使い心地 容器の構造上持ち歩くにはやや不便。外でのメイク直しはささっとはいかず、簡単なお直しでもパウダールームでアイテムを広げてやる必要あり。
- カバー力 ブラシで磨く様にクルクル乗せると とても艶が出て綺麗に仕上がります。崩れても汚くなくて時間が経つにつれて汗と馴染むのか綺麗に見える様に感じます。
検証者:30代半ば女性編集部員Y
ヴァントルテミネラルシルクファンデーション
ヴァントルテミネラルシルクファンデーションの特徴
容器やパッケージを最低限シンプルにデザインすることでコスト削減に努め、代わりに高品質な成分を贅沢に配合した化粧品の開発にこだわっている。水分も油分も含まない高純度のミネラルを配合し、防腐剤・タルク・オイル・界面活性剤など肌に負担のかかる成分を排除したつけたまま眠れるミネラルファンデーション。18種類のアミノ酸を含み人間の肌と同じタンパク質で形成されたシルク配合で、高い保湿力とキメの細かい潤いのある肌、シルク独特の透明感を実現。カラーは7色から選べます。パフは柔らかく低刺激。ケースは少し大きめなので、小さめの化粧ポーチに入れるとパンパンになってしまうかも?
- 1日当たりの価格
- 約697円/1g
- 購入価格
- 4,180円(税込)~
- 内容量
- 6g
- 形状
- パウダータイプ
- 主成分
- 酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、シリカ、水酸化Al、シルク、ミネラル以外の成分は使用されているが、人間の肌に近いタンパク質を持つシルクなので、敏感肌やニキビ肌の人でも安心して使えます。
- UVカット
- SPF25(PA++)
- カラー展開
- 7色
- クレンジング不要
- 下地不要
- ミネラル100%
ヴァントルテミネラルシルクファンデーションの使用感
- 料金の満足度 1g当たり約697円とほぼ相場、中価格という印象。ただし、一度本体を購入していれば次からはお得な詰め替え用があるので継続者はお得感があります。
- 使い心地 透明な中蓋が中身がこぼれてしまうのを防いでくれます。パウダーは伸縮する網越しに入っており、この網のおかげで無理に容器を振ったりしなくてもパフにパウダーをキャッチできます。
- カバー力 これだけでもしっかり綺麗な素肌感出してくれます。テカらず崩れない肌が続きます。サラッとしていて上から重ね付けしてもメイクよれしませんでした。夕方カサカサにならないのも◎。
検証者:30代前半女性編集部員M
ナチュラグラッセクリアパウダーファンデーション
ナチュラグラッセクリアパウダーファンデーションの特徴
高品質の天然ミネラルパウダーは繊細な色と質感で美しい仕上がりを演出、汗や皮脂に強いため崩れにくく一日中軽くて快適なつけ心地。国際的な認証をクリアした、高いスキンケア効果を持つ良質のオーガニック植物エキス配合で使い続けるほどに素肌からキレイと潤いを実感。化学的に合成された香料を使用せず、植物の天然精油や天然果汁から作られたナチュラルな香りでリラックスできる。カラーは4色から選べます。マリーゴールドから抽出された「ルテイン」という保湿成分は、紫外線と同じように肌に影響を与えるといわれているパソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトからも肌を守る働きがあります。
- 1日当たりの価格
- 約430円/1g
- 購入価格
- 4,730円(税込)~
- 内容量
- 11g
- 形状
- パウダータイプ
- 主成分
- 酸化チタン、酸化鉄、硫酸Ba、マイカ、シリカ、タルク、オリーブ油、ヤシ油、アロエベラ葉エキス、吸い込むと肺がんなどの原因になると言われる「タルク」が含まれているので、こうした成分が気になる方は要注意。
- UVカット
- SPF40(PA++++)
- カラー展開
- 4色
- クレンジング不要
- 下地不要
- ミネラル100%
ナチュラグラッセクリアパウダーファンデーションの使用感
- 料金の満足度 1g当たり約430円とやや低価格という印象。しかもこれ、使う頻度にもよると思いますが3~4ヶ月くらい持ちます。かなりプチプラなんじゃないでしょうか?
- 使い心地 もちろんクレンジング不要、石けんで落とせるのが嬉しい。私は化粧後すぐにテカリが出ていたのですが、こちらの商品でテカリにくくなりずっとサラサラの状態が続きます。
- カバー力 肌色が良く見えるピンクベージュ。同ラインのクリームと一緒に使うとマットになり過ぎずツヤやかな仕上がりにもなります。素肌感を出したい方はこれだけで。ナチュラルで素肌ぽいのにすごくきめ細かい肌に仕上がります。
検証者:20代半ば女性編集部員Y
MiMCミネラルモイストパウダーファンデーション
MiMCミネラルモイストパウダーファンデーションの特徴
ミネラルファンデーションは数種類のミネラルをブレンドして作らるが、MiMCのファンデーションは肌の回復力をサポートするミネラル「酸化亜鉛」を最も多く配合。 フィニッシングパウダーとしても使えるようにカバー力は弱め。肌に負担をかけず肌本来の機能を生かして肌の調子を整えるミネラルファンデーション。モードの最前線で活躍する日本人メイクアップアーティストが開発に携わり、日本人の肌を美しく見せるカラーを実現。カラーバリエーションは3色展開です。外出先でのお化粧直しを考慮し、パフタイプの特殊容器を採用。蓋裏にはミラーも付いていて外出先でも便利です。
- 1日当たりの価格
- 約1,008円/1g
- 購入価格
- 6,050円(税込)~
- 内容量
- 6g
- 形状
- パウダータイプ
- 主成分
- 酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、カオリン、シリカ、マンガンバイオレット、非常にシンプルな成分で作られているのが特徴です。界面活性剤や紫外線吸収剤だけでなく、一切の動物由来成分も含みませんので敏感肌の人でも安心して使えます。
- UVカット
- SPF19(PA++)
- カラー展開
- 3色
- クレンジング不要
- 下地不要
- ミネラル100%
MiMCミネラルモイストパウダーファンデーションの使用感
- 料金の満足度 1g当たり約1,008円と高額な印象。ただし品質が高い。ミネラル100%、界面活性剤や紫外線吸収剤だけでなく、一切の動物由来成分も含みませんので敏感肌の人でも安心して使えます。
- 使い心地 パフを逆さにして押し付けるとパウダーが出てくる容器なのですが、正直私は使いにくく、別のパウダー容器に移し替えて使っていました。
- カバー力 毛穴をカバーしテカりを抑えてくれます。ただし、同ラインのファンデーションの上に重ねて使うこともできる軽さと透明感が売りなので、カバー力は少し弱めです。
検証者:20代後半女性編集部員K
※ ランキングはネットの情報や取材や体験を元にこの記者が作成したものです。
ミネラルファンデーションの種類と特徴
ミネラルファンデーションは、天然鉱物を主成分とした肌に優しいファンデーションです。その種類はさまざまで、それぞれ特徴や使い方が異なります。ここでは「リキッドタイプ」「クリームタイプ」「パウダータイプ」の3つのミネラルファンデーションについて、それぞれの使い方や特徴、メリット・デメリットを詳しく解説します。また、どんな人に向いているのか、逆に向かない場合はどのような点に注意すべきかについても紹介します。ぜひ選び方の参考になさってみてくださいね。
リキッドタイプのミネラルファンデーション
リキッドタイプのミネラルファンデーションは、どろどろとした液状で、主に植物油脂や植物由来の美容成分、保湿成分が含まれています。油性成分が多く配合されているため、しっとりとした仕上がりと高い保湿力が魅力です。また、カラーバリエーションが豊富で、自分の肌色にぴったり合うものを選びやすいのも特徴です。
使い方
リキッドファンデーションは、手やスポンジ、専用のブラシで塗るのが一般的です。少量を額や鼻、頬、あごに置き、内側から外側に向かって放射状に伸ばします。その後、スポンジで軽く抑えることで、肌に密着させます。
メリット
- カバー力が高い
- 肌の凹凸や毛穴、小さなシミまで自然にカバー。
- 保湿力が高い
- 乾燥しやすい季節にも適し、ツヤのある仕上がりに。
- 耐水性が高い
- 汗や水に強く、崩れにくい。
デメリット
- 重たい使用感
- 肌に膜が張ったような感覚になる場合がある。
- クレンジングが必要
- 毛穴詰まりを防ぐため石鹸だけではオフできない商品が多い。
向いている人
- 乾燥肌の方
- ツヤ感のある仕上がりを求める方
- しっかりとカバーしたい方
向いていない人
- 毛穴が詰まりやすい方
- 重たい使用感が苦手な方
クリームタイプのミネラルファンデーション
クリームタイプは油分を多く含んでおり、ホホバ種子油や馬プラセンタなどの保湿成分が豊富に配合されています。そのため、保湿力が高く、乾燥肌の方や秋冬の季節に適しています。
使い方
スパチュラや指で適量を取り、肌に少しずつ置きながら広げます。密着感を高めるため、スポンジや手でなじませることがおすすめです。
メリット
- カバー力が高い
- 肌の悩みをしっかりカバーし、均一な仕上がりに。
- 保湿力が高い
- 乾燥肌に潤いを与え、しっとりとした仕上がりに。
- クレンジング不要
- 商品にもよるが成分によっては石鹸だけでオフできるものも。
デメリット
- 酸化のリスク
- 植物成分が酸化すると肌荒れの原因になることがある。
- 敏感肌には注意
- 成分によっては刺激を感じる場合がある。
向いている人
- 乾燥肌や秋冬に肌が荒れやすい方
- 肌悩みをしっかりカバーしたい方
向いていない人
- 敏感肌の方
- 軽い使用感を好む方
パウダータイプのミネラルファンデーション
パウダータイプは粉状で、油分が少なく軽い使用感が特徴です。仕上がりはナチュラルで、マット感のある肌を演出します。「プレストタイプ」と「ルースタイプ」に分かれ、それぞれ仕上がりの質感が異なります。
使い方
ブラシやパフを使い、適量を顔全体に広げます。薄く均一につけるのがポイントで、粉っぽくならないよう注意が必要です。
メリット
- 軽い使用感
- 肌に負担を感じにくく、ナチュラルな仕上がりに。
- 手軽に使える
- 短時間で簡単にメイクが完了する。
- クレンジング不要
- ほとんどの商品が石鹸だけでオフできる。
デメリット
- 保湿力が低い
- 乾燥肌にはのりにくく、メイク前に保湿ケアをしておく必要がある。
- 粉っぽくなりやすい
- カバー力を高めるために重ねると粉っぽくなるため、メイクキープミストなどの併用が必要。
向いている人
- 脂性肌・混合肌・敏感肌の方
- 肌トラブルを抱えている方
- ナチュラルメイクを好む方
向いていない人
- マット感ではなくツヤ感を好む方
- Point!
-
ミネラルファンデーションには、リキッドタイプ、クリームタイプ、パウダータイプの3種類があり、それぞれに特徴と適した使い方があります。肌質や季節、仕上がりの好みに応じて、自分に合ったタイプを選ぶことが重要です。ミネラルファンデーションの魅力は、肌に優しく、自然な美しさを引き出せる点にあります。この記事を参考に、理想のミネラルファンデーションを見つけて、日々のメイクをより楽しいものにしてください!
ミネラルファンデーションの正しい選び方
「クレンジング不要」「つけたまま眠れる」と言われるほど肌に優しいファンデーションとして人気が高まっている「ミネラルファンデーション」ですが、その種類は非常に多く、初めて使ってみようと言う人は迷ってしまうかも知れません。
こちらでは、ミネラルファンデーションが初めてという人でも本当に自分に合ったものを選ぶことができるように、基本的な選び方の基準、意外と見落としがちな使いやすさのポイント、その他こだわりポイントなどを項目別に調べまとめましたので、ご参考になさって下さい。
成分・肌への優しさで選ぶ
ミネラルファンデーションの最大の特徴であり魅力であるのが「肌への優しさ」です。これは主成分が「ミネラル」であり、「収斂剤」「界面活性剤」「防腐剤」というような、肌への刺激や肌トラブルの原因になる成分が含まれていないのが基本です。もちろん中にはミネラルが100%ではないものもありますし、成分の種類や割合についても商品により様々で、例えば「肌の回復を促す酸化亜鉛を多く配合」というものや「こだわりの厳選されたマイカを配合」というものもあります。
ただし、「タルク」や「オイル」と言った、本当は人体への悪影響・肌への刺激をもたらす成分が配合されているというミネラルファンデーションには要注意。「肌への優しさ」を重視してファンデーションを選びたいという人は必ず成分・原材料表記を確認し、こうした成分が含まれていないかどうか確かめるようにしましょう。
成分・肌への優しさで選ぶといい人
- 敏感肌・乾燥肌・アトピー肌の人
- 妊娠中・産褥期・授乳期の人
- 肌に膜が張ったような重いメイクが苦手な人
崩れにくさ・カバー力で選ぶ
ミネラルファンデーションの粒子は非常に細かく、皮脂となじみ、皮脂を吸着して肌に密着するため、皮脂による「浮き」や「ヨレ」が起こりにくくなっています。こうした「皮脂とのなじみ感」は粒子の大きさや分量など細かい違いによって異なってくる場合が多いため、特に乾燥肌や脂性肌で化粧崩れが気になると言う人は、より崩れにくさに注力しているミネラルファンデーションを選ぶようにすると良いでしょう。
また、肌への刺激は最小限に抑えつつも、シミやクマ、ニキビや赤みといった肌トラブルはしっかりカバーしたいところ。ミネラルファンデーションは肌に優しくナチュラルな仕上がりであると同時にカバー力も高いというのが魅力なのですが、商品によっては必ずしもマットな陶器肌に仕上がるものだけでなく、薄付きでナチュラルに仕上がるものや艶やかな肌に仕上がるものもあります。特に肌トラブルが気になる・しっかり隠したいという人はよりカバー力の高いミネラルファンデーションを探してみて下さい。
成分・肌への優しさで選ぶといい人
- ニキビやシミ、毛穴を隠したい人
- くすみを消し透明感のある肌を作りたい人
- 時間が経っても仕上がりをキープしたい人
使用感・使いやすさで選ぶ
普段メイクをする習慣を持つ人にとって、ファンデーションは毎日使うものになります。使いにくいものを選んでしまうと毎日のメイクがストレスになってしまいますし、仕上がりに影響を及ぼしてしまう場合さえありますよね。
ミネラルファンデーションは、商品写真など比較してみるとどれも似たような容器に入っていて、ブラシやパフにもあまり違いがないように感じられますが、例えば回し蓋の開け閉めのしやすさやブラシの持ちやすさなど、実際に使用してみるとその違いは意外にもとても大きなものです。
また、「ケースが可愛いものを選びたい」と考える人は意外とたくさん居るのですが、あまりにも凝ったデザインのケースだと「粉が出しにくい」なんていう落とし穴が隠れている場合もあります。
使いやすさやブラシ・パフの使用感、デザイン、そして日焼け止め機能やカラーの豊富さなども見落とされがちな比較項目になりますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
使用感・使いやすさで選ぶといい人
- ブラシやケースの可愛さや機能性を重視する人
- ダマやムラになりにくいパウダーを選びたい人
- 粉が出てきやすいケースを選びたい人
ミネラルファンデーションの正しい使い方3STEP
ミネラルファンデーションは、肌に優しく、自然な仕上がりが魅力のコスメです。しかし、正しい使い方を知らないと、せっかくの良さを十分に引き出せなかったり、メイクの仕上がりがイメージと異なったりすることもあります。
そこで今回は、パウダータイプのミネラルファンデーションをムラなくキレイに仕上げる3STEPをご紹介いたします。より効果的な方法を知りたい方も、ぜひご参考になさってみてくださいね。
STEP1.パウダーをブラシに含ませる
ファンデーションを適量取り、ブラシに含ませるようにクルクルと円を描きます。一度に出す量はパール1粒分くらい。顔全体を薄くカバーできます。
検証者:30代後半女性編集部員O
STEP2.余分なパウダーを落とす
パウダーを含ませたブラシをシャーレの端でトントンと叩いて余分なパウダーを落とします。ブラシ表面にパウダーが残っているとムラづきの原因に。
検証者:30代後半女性編集部員O
STEP3.肌になじませませる
お顔の場合、中心から外側に向かってブラシでクルクル。ブラシのコシを感じる程度に押しあてながら、頬を軽く押し上げるように円を描いて肌になじませます。
検証者:30代後半女性編集部員O
STEP1~3を繰り返しましょう。2~3回くらいで薄づきでナチュラルな仕上がりに、しっかりカバーする場合は5~6回くらいが目安です。
ミネラルファンデーションのカバー力を高めるには?
ミネラルファンデーションは、肌に優しいだけでなく、ナチュラルで美しい仕上がりを叶えてくれる人気のアイテムです。しかし、カバー力を高めるためには、使い方のコツや注意点を知っておくことが大切です。ただ塗るだけではなく、スキンケアや道具の選び方、そして道具のメンテナンスまで気を配ることで、理想的な仕上がりが実現します。今回は、ミネラルファンデーションのカバー力をさらに引き出すための具体的な方法をご紹介します。
メイクの前のスキンケア
ミネラルファンデーションは粒子と皮脂が吸着して崩れにくく、また肌に刺激の少ない成分で作られているため「化粧下地」が必要ありません。しかし、ファンデーションをつける前にしっかりとスキンケアを行うことは、より伸びやつきを良くし、素肌を活かしたキレイな仕上がりに繋がります。
スキンケアと言っても、普段している化粧水・美容液・乳液といった基礎化粧品による簡単なケアで充分です。気を付けなければならないのはそのタイミングになります。と言うのも、肌に僅かでも水分が残っているとファンデーション伸びやつきが悪くなったり、パウダーがダマになってしまう場合があるのです。
なので、保湿をした後は直ぐににファンデーションをつけるのではなく少し時間を空けるのがポイントになります。触ってみてベタベタすると感じたらもう少し時間を置くか、ティッシュを軽くあてて余分な水分を取り除いてからつけると良いでしょう。
半年を目安に使い切る
パウダータイプのミネラルファンデーションを美しく仕上げるには、ブラシやパフの使い方が大変重要になります。
ブラシタイプの場合、ポイントは「出し過ぎない・つけ過ぎない」ことです。始めにパウダーを蓋に出しますが、米粒大を目安に、あまり多く出し過ぎないように注意します。蓋に出した後は、ブラシに粉が均一につくようにクルクルと回し、最後にティッシュの上で軽くなじませ、余分な粉を落としましょう。こうすることでブラシに含まれる粉がより均一になります。
また、ブラシでムラなくキレイに肌にパウダーをつけるコツは、「小さく回す」ことです。ブラシをぐっと肌に押し当てたら顔の内側から外側に向かって小刻みにクルクルと回します。回すときも押し当てながら回すと毛穴もキレイに隠すことができます。大きく回すとムラができるだけでなく肌を傷付ける原因にもなるので要注意。最後にフェイスラインをなじませて首との境目を自然にぼかし、完成です。
一方パフタイプの場合、ポイントは「つけそびれがないように」することです。パフはブラシに比べると肌に当たる面積が広いですから、広範囲につけるには向いていますが、その分細かい箇所のつけそびれが発生しやすいのです。
始めにパフに粉をつける際には、手の甲でなじませるよりも、パフ自体を手で軽く揉むことでパウダーを均一に含ませることができます。
パフでムラなくキレイに肌にパウダーをつけるコツは、ブラシとは逆で「力を入れ過ぎないようにすること」です。顔の中心から外側に向かって軽く表面だけを滑らせるようにのせていきます。このとき小鼻や目の周りなど細かい箇所はどうしてもつけそびれてしまうことが多いので、やりにくい場合にはパフを折ってつけるのも良いでしょう。ブラシ同様フェイスラインをぼかして完成です。
ブラシやパフを清潔な状態に保つ
ミネラルファンデーションには、一般的なファンデーションと違い「防腐剤」が含まれていないため菌が繁殖しやすく、またそのために劣化しやすくなっています。パウダー状なので目に見えて劣化することがなく見落としがちになりますが、肌への優しさを追求するのであれば開封したものは半年を目安に使い切るように心がけましょう。
また、ブラシやパフを清潔な状態に保つことも、仕上がりを美しく、そして崩れにくくするための重要なポイントです。一週間に一回程度、洗顔石鹸などを使用して洗浄するようにしましょう。
ただし、洗う際に強く擦り過ぎたり水気を切るのに絞ったりすると傷みの原因になります。キッチンペーパーやタオルで挟んでから、劣化を防ぐために日陰で干して乾かすようにしましょう。
- Point!
-
ミネラルファンデーションのカバー力を高めるためには、スキンケアのタイミングや道具の使い方、さらには清潔さを保つことが重要です。これらのポイントを押さえることで、崩れにくく、ムラのない美しい仕上がりを手に入れることができます。日々のケアを少し工夫するだけで、ファンデーションの効果を最大限に引き出し、自信の持てるメイクアップが叶います。肌に優しいミネラルファンデーションの魅力を存分に活かし、健康的で輝く素肌美を楽しんでください。
ミネラルファンデーションとミネラルオイルの違い
ミネラルオイルとは?
ミネラルファンデーションを使っている方なら、「ミネラル」がお肌に良いことはすでに十分理解していると思います。しかし、それに伴ってミネラルとついたものならなんでも身体やお肌に良いというイメージもなんとなくお持ちなのではないでしょうか。
ミネラルオイルもミネラルと名のとく製品のひとつですが、実はミネラルファンデーションとミネラルオイルは言葉は同じでも全く別のミネラルのことを指しています。簡単にわけるとするなら、ミネラルファンデーション=鉱物由来、ミネラルオイル=石油由来の成分からできているのです。
なぜ石油由来なのにミネラルとついているかというと、石油が鉱物として分類されているためで、実際にはミネラルオイルはミネラルファンデーションの成分とは全く異なります。ミネラルファンデーションが鉱物を原料としていることに対し、ミネラルオイルは石油を脱色、精製して不純物を取り除いた高純度の油です。
成分が違えば性質も異なり、ミネラルファンデーションは肌の皮脂と馴染みますが、ミネラルオイルは皮脂と馴染むことはありません。この性質の違いにはメリットとデメリットの両方があるので、次で詳しく説明していきます。
ミネラルオイルは肌を守ってくれる
ミネラルオイルは皮脂と馴染まない、と上で書きましたが、これは悪いことばかりではありません。ミネラルオイルには優れた皮膜作用があるため、肌をコーティングする力は非常に高いです。肌に浸透することがないため経皮吸収の心配もなく、外部の刺激から肌を守るには最も適しているといえます。
また、肌ざわりがよく、酸化しにくいこともミネラルオイルの特徴です。特に密着力があることから、ミネラルオイルを配合した口紅などの化粧品はつきがよくなりますし、色落ちもしにくくなります。こういった性質から、ミネラルオイル配合の化粧品はメイクのしやすさと仕上がりのフィット感に優れています。
ミネラルオイルのデメリット
しかし、ミネラルオイルのメリットは同時にデメリットになる要素も秘めています。
ミネラルオイルは通気性0%という高いコーティング力を持つため、毛穴の詰まりにつながる可能性もあります。通気性が低いと皮膚呼吸ができず、肌がざらつく、ニキビができやすくなるなどの心配があるのです。
加えて密着力もあるので化粧崩れしにくい反面メイクが落としにくく、普段よりも強力なクレンジング剤を使わなければきちんと落とせないことがあります。そうするとどうしても肌への負担が大きくなってしまいます。
また、肌の皮脂と馴染まないということはコーティングを全てミネラルオイルに任せてしまうことになります。なので頻繁にミネラルオイルを使っていると自分で皮脂を分泌する能力が下がり、皮膚の新陳代謝が低下してしまいます。乾燥肌の人は特に、肌がますます乾燥しやすくなることもあるので注意が必要です。
ミネラルオイルにはこうしたデメリットもあるので、使用するのであれば短期間とし、長期的な使用は避けることが望ましいでしょう。
ミネラルファンデーションとシルクパウダーの違い
シルクパウダーとは?
シルクなら皆さんもこれまで様々なところで耳にしてきたと思いますが、「シルクパウダー」はご存知でしょうか?
シルクといえば蚕の繭から作った繊維として知られています。洋服でもシルクでできたものは美しい光沢や人間の肌との相性の良さから人気があります。天然の繊維であることで静電気も起こしにくく、下着など肌に直接触れるものには最適といえます。ちょっと疲れた日でも、シルクのパジャマを着るととっても着心地が良いのでなんとなく気分が上向きになったりすることも。
しかし、実はシルクは衣料や布地などにのみ使われるものではありません。最近ではシルクパウダーという美容にも活躍できるアイテムが増えていきているのです。シルクパウダーは主に下地やBBクリーム・リキッドファンデーションの仕上げのフェイスパウダーとして使用されます。これだけで化粧の印象が明るくなるので、ひとつ持っていても損はないアイテムといえるでしょう。
シルクパウダーはなぜ美容にいいのか?
そもそもシルクを美容に使うことなんてできるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、シルクには優れた成分が多数含まれています。そして特に鍵となるのがシルクに含まれるフィブロインというタンパク質です。
シルクに含まれる美容成分
皮膚との親和性が高いアミノ酸が含まれている
タンパク質はアミノ酸がつなぎ合わさることでできています。そのため、シルクもアミノ酸からできているといえます。私たち人間の身体もまたタンパク質によってできている部分は多くあり、皮膚もそのひとつです。皮膚とシルクはどちらもアミノ酸によってできていることから親和性が高いですし、刺激も少ないので敏感肌・アトピー肌の人でも使用しやすいです。
角質細胞内、NMF因子に組成が似ている
NMF因子とは肌の内部の角質細胞内で水分保持の役割を担う天然保湿因子のことです。これは人間の身体がもともと持っている保湿成分を指し、上で書いたようなアミノ酸やミネラルといった水分保持に適した成分をいいます。つまり、シルクには高い保湿効果も期待できるということなのです。
シルクパウダーでミネラルファンデのサポートを!
ただ、シルクパウダーは単体で使っても化粧品ほどのカバー力は持っていません。休日に少し出かけるくらいであればそれほど気にならないかもしれませんが、本格的なメイクをシルクパウダーのみで行うのは難しいです。下地や仕上げに使う分には活躍してくれますが、しっかりとしたメイクに使うのであれば、シルクパウダーではやや物足りないところも出てきてしまうでしょう。
そこでおすすめなのは上でも触れたようなメイクの仕上げに使う方法です。シルクパウダーはミネラルファンデーションとの相性が良く、ミネラルファンデーションでお化粧をした後にシルクパウダーを使用するとフィット感がアップしてメイク崩れの防止ができます。さらにシルクは光を拡散させてくれるので、毛穴やくすみをカバーして顔に透明感と立体感を出してくれます。
ほかにも天然シルクには紫外線吸収や吸湿性、通気性に優れるなどの特徴もあります。メイクにひと工夫加えると同時にお肌の保湿までできてしまうアイテムなので、ぜひミネラルファンデーションとの併用を考えてみてください。
ミネラルファンデに含まれる金属はアレルギーを起こす?
ファンデーションは肌につけるものですから、アレルギー持ちの方は含有成分も気になるところです。中でもミネラルファンデーションは天然鉱石マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄といった鉱物・鉱石(ミネラル)が含まれていることが特徴なので、金属アレルギーの方にとっては使用に際して心配になるポイントです。
金属アレルギーとは?
金属アレルギーとはどんなことを言うのでしょうか。金属アレルギーというのは金属イオンが溶け出して体内のタンパク質と結合することでアレルゲン物質が作り出され、それに対して身体の免疫が過剰反応することです。病名では「接触皮膚炎」と呼びます。
金属アレルギーは通常、金属製の物を身に着けているうち汗で金属が溶けることによって起こります。汗によって溶かされた金属がイオン化することで体内に入り込んでしまうのです。よくある金属アレルギーのケースとしてはピアスが挙げられます。しかし、ピアスでも金属アレルギーの方が使えるよう樹脂やチタンで作られたものがあります。特にチタンは汗で溶けにくい性質を持っていて酸化しにくいことから、金属アレルギーを起こしにくいのです。
このように、金属アレルギーには金属ごとの差に加えて個人差があります。発症までに数日の方もいれば数年後にアレルギー反応が出る方もいますし、この金属は大丈夫だがこの金属はだめ、といった期間やアレルギーを起こす金属が異なるのです。金属アレルギーは起こしやすい金属、起こしにくい金属はあるものの、「絶対に金属アレルギーにならない金属」というものは残念ながらありません。どの金属でもアレルギーを起こす可能性はあります。
ミネラルファンデに含まれる金属はアレルギーを起こす?
どの金属でも金属アレルギーを引き起こす可能性はある、と上で説明しましたが、ミネラルファンデーションは金属アレルギーの方であっても使いやすい製品です。なぜならミネラルファンデーションに含まれる酸化亜鉛や酸化チタン、酸化鉄は金属アレルギーを起こしにくい物質であるためです。
もちろん絶対にアレルギー反応が起こらないと保証することはできないのですが、可能性は低いといえます。一般的なファンデーションの他、日焼け止めやチークにもミネラル成分が使われている製品は多いため、それまで使っていた化粧品でアレルギーがなかったのなら不安は少ないでしょう。
もし事前に自分が金属アレルギーであることがわかっている場合や不安がある場合は医療機関でパッチテストをしてみることがおすすめです。皮膚科に行って医師に相談すればこの金属が含まれているものは金属アレルギーの可能性がある、とわかります。さらに、ミネラルファンデーションでもお試しやトライアルの商品がありますから、短期間でも実際に使ってみて症状が現れないか確認することも大切です。
日常生活でも汗をかきやすいスポーツの時などはできるだけ金属品を外すようにすることでも金属アレルギー発症の確率を減らすことができます。こういった地道な心がけからアレルギー体質は変わっていくものですから、お化粧を楽しむためにもぜひ実践してみてください。
ミネラルファンデーションのよくある質問
- ミネラルファンデーションとはどんなファンデーションですか?
- ミネラルファンデーションは、天然鉱石を主成分とし、界面活性剤や防腐剤などの化学成分が含まれていないファンデーションのことです。肌に優しく、敏感肌やトラブルが起きやすい肌にも使えるのが特徴です。
- 化粧下地は必要ですか?
- 多くのミネラルファンデーションは、下地がなくても肌に密着しやすいように作られています。ただし、乾燥が気になる場合は保湿クリームや日焼け止めを下地代わりに使うと良いでしょう。
- ミネラルファンデーションはカバー力が低いのでは?
- カバー力は商品によって異なりますが、基本的にナチュラルな仕上がりを重視しています。ただし、重ね塗りや専用のブラシやパフを使うことで、カバー力を高めることができます。
- クレンジングは必要ですか?
- ミネラルファンデーションの中には、石鹸で落とせるタイプもあります。ただし、他のメイク製品や日焼け止めを併用している場合は、専用のクレンジングを使用する方が確実です。
- 肌が敏感でも使えますか?
- ミネラルファンデーションは、敏感肌向けに作られているものが多く、刺激が少ない成分で構成されています。ただし、成分によっては合わない場合もあるため、パッチテストを行うのがおすすめです。
- 乾燥肌でも使えますか?
- はい、乾燥肌の方でも使用できます。特にリキッドやクリームタイプは保湿力が高いため、乾燥が気になる方に適しています。一方で、パウダータイプを使用する場合は、事前に保湿ケアをしっかり行いましょう。
- 日焼け止め効果はありますか?
- ミネラルファンデーションの多くには、酸化チタンや酸化亜鉛といった成分が含まれており、これらが紫外線を反射するためUVカット効果があります。ただし、SPFやPA値が明記されているものを選ぶとより安心です。
- メイク直しのコツは?
- 皮脂や汗をティッシュやあぶらとり紙で軽く押さえてから、パウダータイプのミネラルファンデーションをブラシで薄く重ねるのがおすすめです。クリームやリキッドタイプの場合は、少量を指先でなじませると自然に仕上がります。
- 使用期限はありますか?
- 一般的に開封後は半年から1年を目安に使い切るのが理想です。防腐剤を含まないため、長期間使用すると品質が劣化する可能性があります。また、保管環境にも注意が必要です。
- 初心者におすすめのタイプは?
- 初めてミネラルファンデーションを使う場合は、扱いやすくナチュラルな仕上がりが得られるパウダータイプがおすすめです。ブラシやパフで簡単に塗布でき、失敗しにくいのが魅力です。
- この記事を書いた人
-
編集部員 Megumi
ウェブライター
制作会社でライターとして勤務。その後、フリーランスのウェブライターとして、美容、健康、ファッションなどの記事を執筆してきました。趣味はホットヨガ、愛犬と遊ぶ、自宅で自作アロマを焚くこと。
- TOP
- くまポンマガジン
- 「日用品」に関する記事
- ミネラルファンデーションおすすめ商品比較!カバー力とコスパで選ぶパウダーファンデ