日焼け止めのおすすめはどれ?正しい選び方・塗り方・使い方・落とし方まるごと解説いたします!
- この記事を読むと分かること
-
- 日焼け止めの正しい選び方が分かる
- 日焼け止めのおすすめランキングが分かる
- 日焼け止めの正しい使い方や塗り方や落とし方が分かる
- 日焼け止めを使用する際の注意点や効果を高める方法が分かる
日焼け止めは、紫外線から肌を守るための大切なアイテムです。紫外線には主にUV-AとUV-Bの2種類があり、それぞれ肌に異なる影響を与えます。UV-Aは肌の奥深くまで届き、シワやたるみなどの光老化を引き起こす原因に。一方のUV-Bは肌の表面にダメージを与え、赤く炎症を起こしたり、シミやそばかすの元になります。
紫外線は季節や天気に関係なく降り注いでいるため、日焼け止めで肌を守ることは一年を通してとても大切です。こちらの記事では日焼け止めの役割や選び方の基本について詳しくご紹介いたします。
日焼け止めの役割とは?
日焼けの原因は、目には見えない光である紫外線です。紫外線は私たちの体にビタミンDを作る役割もありますが、浴びすぎると肌の老化やダメージを加速させます。紫外線は波長の違いによってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3種類に分類されますが、このうち地表に届くのはUV-AとUV-Bです。
シワやたるみを引き起こすUV-A
UV-Aは地表に届く紫外線の約9割を占め、波長が長く肌の奥の真皮層まで到達します。雲や窓ガラスも通り抜けるため、家の中や車の中にいても浴びてしまうのが特徴です。すぐに肌の赤みなどは現れませんが、長期的に蓄積されることでコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみを引き起こします。このため「生活紫外線」とも呼ばれ、日常生活の中での対策が欠かせません。
炎症を引き起こすUV-B
UV-Bは地表に届く紫外線の約1割を占めます。波長が短く肌の表皮までしか届きませんが、その分エネルギーが強く、短時間で日焼けを起こす力があります。UV-Bを浴びると肌が赤くヒリヒリする「サンバーン」や、メラニンが沈着する「サンタン」が起こります。これらはシミやそばかすの原因になり、美容面だけでなく皮膚がんなど健康面への影響も懸念されます。UV-Bはガラスを通り抜けないため、特に屋外での活動時に注意が必要です。
- Point!
-
日焼け止めは、これらUV-AとUV-Bの両方から肌を守るために作られています。毎日の生活に取り入れることで、肌の健康と美しさを長く保つことができます。
日焼け止め選びの基本「PA」と「SPF」の違いとは?
日焼け止めのパッケージに必ず記載されている「PA」と「SPF」。これらは紫外線を防ぐ効果を示す指標で、それぞれが異なる種類の紫外線に対応しています。違いを理解することで、生活スタイルや目的に合った日焼け止めを選びやすくなります。
UV-Aを防ぐ「PA」
PA(Protection Grade of UVA)は、UV-Aに対する防御力を表す指標です。「+」の数で効果の高さを示し、PA+からPA++++までの4段階があります。「+」が多いほど、肌の奥深くまで届くUVAから長時間守れることを意味します。室内や曇りの日でもUV-Aは届くため、毎日のスキンケアの一環としてPA値にも注目しましょう。
UV-B対策に効果的な「SPF」
SPF(Sun Protection Factor)は、UV-Bに対する防御力を表します。数値は2~50+まであり、数字が大きいほど炎症や赤みを起こすUV-Bから長時間肌を守れることを示します。例えばSPF30なら、何も塗らない場合に比べてUV-Bによるダメージを約30倍遅らせられるという目安です。レジャーや海、山など紫外線が強い環境ではSPFの高いものを選び、日常使いならSPF20~30程度で十分な場合もあります。
- Point!
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日焼け止めは、単なる夏の必需品ではなく、一年中使うべき「肌の防具」です。SPFとPAの違いを理解し、季節や生活スタイルに合わせて使い分けることで、紫外線による肌トラブルを予防できます。今日からぜひ、日焼け止めを毎日の習慣に取り入れて、健康で若々しい肌を守っていきましょう。
日焼け止めの正しい選び方
紫外線対策は「夏だけ」「海やプールのときだけ」と思われがちですが、実は一年を通して必要です。紫外線は晴れの日だけでなく、曇りの日や室内にいてもガラスを通して肌に届きます。しかも紫外線はシミやシワ、たるみといった肌老化の原因の約8割を占めるとも言われているため、美肌を保ちたい人にとって日焼け止めは欠かせないアイテムです。
しかし、ひと口に「日焼け止め」と言っても、成分や数値、テクスチャー、機能はさまざま。間違った選び方をすると、十分な効果を得られなかったり、肌荒れや乾燥を招いたりすることもあります。
ここでは自分にぴったりの日焼け止めの選び方について「シーン別」「肌タイプ別」「季節別」の3つに分けて解説いたします。
日焼け止めの正しい選び方①シーンに合わせて選ぶ
日焼け止めを選ぶときにまず大切なのが、「どんな場面で使うか」という視点です。紫外線の強さや浴びる時間によって、必要なSPFやPAの数値、さらにウォータープルーフの有無などが変わります。
通勤・通学・日常のお出かけの日焼け止め選び
- 数値
- SPF30以上/PA++以上
- タイプ
- ジェルタイプや軽いつけ心地の乳液タイプがおすすめです。化粧下地としても使えるタイプが便利。
- 使用感
- 毎日使うものだからこそ肌負担が少なくて使用感が快適なものを選ぶと長続きします。
毎日の通勤やちょっとした買い物でも、紫外線は確実に肌に降り注ぎます。特に午前10時~午後2時は紫外線が強い時間帯なので、短時間の外出でも油断は禁物です。
レジャー・スポーツ・キャンプの日焼け止め選び
- 数値
- SPF50+/PA++++
- タイプ
- 汗や水で落ちにくいウォータープルーフタイプがおすすめです。
- 使用感
- 2~3時間ごとにこまめに塗り直すことが必須。スティックタイプやスプレータイプを持ち歩くと便利。
屋外で長時間過ごす日は、強い紫外線に長時間さらされるため、最高レベルの防御力が必要です。特に夏の海や高原、キャンプでは標高や照り返しの影響で紫外線量が増えるので注意。
在宅ワーク・おうち時間の日焼け止め選び
- 数値
- SPF20~30/PA+~++
- タイプ
- 軽いつけ心地のジェルタイプや乳液タイプ、せっけんオフできる低刺激タイプもおすすめ。
- 使用感
- 長時間の外出がないときは高数値のものを無理に使う必要はなく、毎日続けやすい快適さを重視しましょう。
「外に出ないから日焼け止めはいらない」と思われがちですが、実は窓ガラスを通して紫外線A波(UV-A)は室内に入ってきます。シワやたるみの原因になるので、家にいる日も対策は必要です。
日焼け止めの正しい選び方②肌タイプに合わせて選ぶ
次に大切なのが「肌質との相性」です。日焼け止めは紫外線を防ぐ効果がある一方で、成分によっては乾燥や刺激を感じることがあります。肌タイプに合ったものを選べば、毎日快適に使い続けられます。
- ミルクタイプ
- 伸びがよく全身に塗りやすい。化粧下地としても使いやすい。
- クリームタイプ
- 保湿力が高く、乾燥肌に最適。落とすときにやや手間。
- ジェルタイプ
- 軽いつけ心地で透明タイプも多く、白浮きしにくい。
- スプレータイプ
- 手軽で広範囲に使える。髪や背中にも便利。
- スティックタイプ
- ピンポイントに直接塗れる。塗り直しに最適。
さらに、日焼け止めには大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」という2種類の成分が使われています。それぞれの仕組みや特徴を知ることで、自分の肌質や好みに合った日焼け止めを選びやすくなります。
紫外線吸収剤は、紫外線を肌に到達させずに「吸収して熱などのエネルギーに変えて放出する」という仕組みを持っています。透明でサラッとしたテクスチャーの商品が多く、塗ったときに白浮きしにくいのがメリットです。そのため使用感が軽く、メイク下地としても使いやすいタイプが多いのが特徴です。ただし、化学反応を利用して紫外線を処理するため、人によっては肌に刺激を感じたり、敏感肌では赤みやかゆみが出ることもあります。
一方で、紫外線散乱剤は紫外線を「肌の表面で反射・散乱させて防御する」という物理的な仕組みで働きます。代表的な成分には酸化チタンや酸化亜鉛があります。肌への負担が比較的少なく、敏感肌や子どもにも使いやすいのが大きなメリットです。しかし、粉体を含むために白浮きしやすかったり、やや重たい使用感やきしみを感じることがあります。
そのため、敏感肌や赤ちゃん・子どもと一緒に使いたい方には散乱剤ベースの日焼け止めがおすすめです。反対に、塗り心地の良さやメイクとの相性を重視する方には吸収剤タイプが向いています。最近では両者をバランスよく配合した「ハイブリッドタイプ」も増えているので、目的や肌質に合わせて使い分けるとよいでしょう。
- 紫外線吸収剤
- 紫外線を吸収し、熱に変えて放出する。透明で使いやすいが、敏感肌には刺激になることも。
- 紫外線散乱剤
- 紫外線を反射・散乱して防御。肌に優しいが、白浮きやきしみが出やすい。
敏感肌の日焼け止め選び
敏感肌の人は成分の刺激で赤みやかゆみが出やすいため低刺激処方を選ぶことが最優先です。「紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)」と表記された製品を選ぶと刺激が少なく使いやすいかもしれません。
- 処方
- 紫外線散乱剤(ノンケミカル)、無香料・無着色、アルコールフリーなどがおすすめ。
- タイプ
- ミルクタイプやクリームタイプで保湿成分配合だとさらに安心。
乾燥肌の日焼け止め選び
乾燥しやすい人は、紫外線防御と同時に「保湿力」が欠かせません。肌が乾燥すると紫外線ダメージを受けやすくなるので、スキンケアの延長で使える保湿重視の日焼け止めがおすすめです。
- 処方
- ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなどの保湿成分にも注目。
- タイプ
- クリームタイプやリッチなミルクタイプがおすすめ。
脂性肌の日焼け止め選び
皮脂が多くテカリやすい人は、ベタつかずさらっとしたテクスチャーを選びましょう。毛穴詰まりを防ぐために軽い使用感を重視。メイクとの相性も良いです。
- 処方
- ニキビができにくいと言われる「ノンコメドジェニック処方」やオイルフリーの表記があるものなど。
- タイプ
- ジェルタイプやウォーターベースのエッセンスなどさっぱりとした使い心地のものがおすすめ。
普通肌の日焼け止め選び
大きなトラブルが少ない普通肌の方は、シーンや季節に合わせて自由に選べます。春夏は高SPFのジェルタイプ、秋冬は保湿力のあるクリームタイプなど、季節に応じて使い分けると快適です。
日焼け止めの正しい選び方③季節に合わせて選ぶ
S紫外線量は季節や環境によって変化し、気温や湿度、ファッションスタイル、ライフスタイルの影響も大きく受けます。さらに、肌質や年齢によっても「どんな日焼け止めが最適か」は変わってきます。最後に季節ごとの特徴を踏まえた日焼け止めの選び方と、日常生活での使い分けのヒントを詳しく解説します。
春の日焼け止め選び
春はまだ涼しく過ごしやすい気候ですが、紫外線量は急激に増え始めます。3月から5月にかけては、真夏に匹敵するほどのUV-Aが降り注ぐため油断は禁物。しっとりしたクリームタイプやスキンケア成分入りのUVミルク、敏感肌向け処方が安心です。
- UV-Aをしっかりカットできる製品を春の紫外線は肌の奥に届くUV-Aが中心。シミ・シワ・たるみといった光老化を防ぐためには「PA値の高い日焼け止め」が有効です。
- 花粉や乾燥対策を兼ねた保湿力春は花粉や黄砂などの大気汚染物質が肌荒れを引き起こす季節でもあります。低刺激で保湿力のある日焼け止めを選ぶことで、紫外線と環境ダメージの両方から肌を守れます。
夏の日焼け止め選び
夏は一年で最も紫外線量が多い季節。海や山、レジャーなどで長時間屋外にいることも増えるため、しっかりとした紫外線防御が欠かせません。また、気温が高く蒸し暑い夏はベタつかないジェルタイプやスプレータイプが快適。スポーツ用UVジェル、ウォータープルーフミルク、冷感効果のある日焼け止め、メイクの上から使えるスプレーも重宝します。
- SPF・PA値ともに最高レベルを選ぶ短時間の外出でも肌に大きなダメージを与える強い紫外線。レジャーやスポーツ時は「SPF50+・PA++++」の日焼け止めが安心です。
- 汗・水に強いウォータープルーフ処方汗や皮脂で流れ落ちると効果が減少するため、耐水性・耐汗性に優れたタイプを選ぶことが重要です。プールや海では必須。
秋の日焼け止め選び
秋は気温が下がり、つい日焼け止めをおろそかにしてしまう人が多いですが、実はまだ紫外線は強く降り注いでいます。特に9月は真夏と同等レベル。乾燥が気になり始める季節でもあるため、保湿力の高いUVクリーム、スキンケア機能を兼ね備えた化粧下地UVなどもおすすめです。
- 引き続きUV対策を怠らない日常使いならSPF30程度でも十分かと思いますが、屋外レジャーや行楽シーズンにはSPF50が安心です。
- 乾燥対策の強化で肌トラブル回避秋は空気が乾き始め、夏に受けた紫外線ダメージが表面化して肌が敏感になりやすい季節。保湿成分配合の日焼け止めを選ぶとトラブルを予防できます。
- 美容液感覚で使えるUVケアも◎ビタミンC誘導体やセラミド配合など、美容成分を含んだUVケアは秋のスキンケアと相性抜群です。
冬の日焼け止め選び
冬は紫外線が弱まると油断しがちですが、雪の反射による紫外線量は意外と多く、スキーやスノーボードなどでは夏以上の対策が必要になります。加えて冷気や乾燥で肌が弱りやすい時期ですから、保湿成分入りのクリームタイプ、低刺激UVミルク、場合によってはウィンタースポーツ用の強力UV対策アイテムなども検討してみましょう。
- 雪焼け・反射光に注意雪面は紫外線を80%近く反射するといわれています。ウィンタースポーツ時は「夏と同等レベル」の高SPFが必須。
- 乾燥と冷気から肌を守る冬の肌はバリア機能が弱まりやすく、低刺激かつ高保湿のUVクリームが適しています。乾燥小ジワや粉吹きを防ぐ効果も。
- 日常生活では低刺激重視日常の通勤・買い物程度ならSPF20~30程度で十分。石けんで落ちるタイプや敏感肌用を選ぶと快適です。
おすすめの日焼け止めアイテムをご紹介!
くまポンマガジン編集部では、各メーカー最新商品や売れ筋上位からさまざまなタイプの日焼け止めアイテムを厳選、料金、使い心地、効果実感度の3ポイントで比較して徹底検証。おすすめの日焼け止めアイテムをご紹介いたします。
NALCパーフェクトウォータープルーフ
NALCパーフェクトウォータープルーフの特徴
NALCパーフェクトウォータープルーフ日焼け止めジェルは、「海でも焼かない」にこだわった強力な防御力が魅力です。軽く伸びのいいジェルタイプで白浮きせず、肌に優しい使い心地。汗や水に強く、スポーツやレジャーにもピッタリです。クレンジング不要で石鹸で落とせる点も嬉しく、界面活性剤やアルコールなど6つのフリーでお子様にも敏感肌にも配慮した処方となっています。
- 1g当たりの価格
- 約41円/1g 通常購入価格2,729円の場合は約45円/1g。
- 定期購入価格
- 2,456円
- 通常購入価格
- 2,729円(税込)
- 内容量
- 60g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ジェルタイプ・ウォータープルーフ
- 保湿成分
- ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、リンゴ果実エキス、クララ根エキスなど
NALCパーフェクトウォータープルーフの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約41~45円と料金は平均的。小さなお子さんにも使える低刺激処方で子供用と使い分けなくていいのはコスパ◎。
- 使い心地 ジェルなので肌に乗せるとすっと伸びが良く塗りやすい。服にもつかずウォータープルーフなのに普通の石鹸で落とせるのも楽でいい。日焼け止め特有の匂いがないのも良かったです。
- 効果実感度 日焼け止め効果はもちろん、下地としても使えるだけあって塗ると肌のキメが細かくパッと明るくなる感じがしました。保湿ジェルのような使用感で匂いもなく軽いのでとても使いやすいと思います。
検証者:30代前半女性編集部員Y
NULLウォータープルーフ日焼け止めジェル
NULLウォータープルーフ日焼け止めジェルの特徴
汗や水に強い「三相乳化法」を採用し、スポーツやマリンシーンなどでもしっかり肌を守る高信頼のUVケア。SPF50+・PA++++の高い防御力とべたつきのないジェルタイプの使用感で、男性の肌にも快適な使い心地を実現しています。白浮きせず無香料・無添加処方なのも嬉しいポイントです。成分リストにヒアルロン酸Naが配合されているため、肌に潤いを与える保湿効果が期待できます。また、グリチルリチン酸2Kも含まれており、肌の炎症や赤みのケアに寄与する整肌成分です。
- 1g当たりの価格
- 約50円/1g
- 通常購入価格
- 2,017円(税込)
- 内容量
- 40g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ジェルタイプ・スーパーウォータープルーフ
- 保湿成分
- ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2Kなど
NULLウォータープルーフ日焼け止めジェルの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約50円と料金は平均的。ただしこまめに塗り直しをしなくても効果が持続するのでお得感◎。
- 使い心地 薄く塗り広げることができて海の中でも落ちにくい。色も目立たず香りも少ないところもいい。日焼け止めクリーム独特の臭いも気になりません。
- 効果実感度 2時間炎天下でスポーツに使用しましたがかなり落ちにくいと思います。途中での塗り直しも無いのに多少焼けたかなと分からないくらい。十分過ぎる効果だと思います。
検証者:20代半ば男性編集部員S
HOLO BELLプロテクト保湿UV
HOLO BELL プロテクト保湿UVの特徴
紫外線吸収剤を使わずにSPF50+・PA++++という国内最高規格のUVブロック力を実現したノンケミカル処方の保湿クリームです。白浮きしないサラッとしたつけ心地ながら、汗や皮脂に強く、まるで石けん洗顔だけで落とせる優しさも魅力です。メンズスキンケアとして高い評価を受け、肌にやさしい設計と同時に美白・シワにアプローチするスキンケア効果も備えており、1日中快適に過ごせる使い心地です。紫外線吸収剤、パラベン、香料、着色料、鉱物油、アルコール、グリセリン、界面活性剤など、8種類の添加物がフリーの処方。ナイアシンアミド、セラミドNG/NP/AP、スクワラン、ヒアルロン酸、シロキクラゲ多糖体など、豊富なうるおい成分を配合
- 1g当たりの価格
- 約50円/1g 通常購入価格2,200円の場合は約55円/1g。
- 定期購入価格
- 1,980円
- 通常購入価格
- 2,200円(税込)
- 内容量
- 40g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- クリームタイプ
- 保湿成分
- ナイアシンアミド、セラミド、スクワラン、ヒアルロン酸など
HOLO BELL プロテクト保湿UVの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約50円と料金は平均的。メンズ商品ですが男女使用できるので使い分ける必要がなくコスパ◎。
- 使い心地 塗ってみると嫌な白浮きせずに油っぽいべたつきもないので夏場使いやすいです。
- 効果実感度 ここ数日の暑い日に使っていますが肌のヒリヒリ感も無く焼けなかったので嬉しいです。
検証者:30代半ば男性編集部員A
ビオレアクアリッチ光拡散UV
ビオレ アクアリッチ光拡散UVの特徴
ビオレ アクアリッチ光拡散UVは、強力な紫外線から肌を守りながら、光を拡散して透明感のある仕上がりへ導いてくれる日焼け止めです。SPF50+・PA++++の高い防御力に加え、ウォータープルーフ仕様で汗や水にも強く、石けんで簡単に落とせる扱いやすさも魅力です。さらりと軽い乳液タイプで白浮きせず、毛穴や色ムラを自然にカバーでき、化粧下地としても効果的。肌にやさしい設計で、合成着色料無配合・ニキビになりにくい処方(ノンコメドジェニック)も嬉しいポイントです。
- 1g当たりの価格
- 約12円/1g
- 購入価格
- 1,214円(税込)
- 内容量
- 100g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ミルクタイプ・スーパーウォータープルーフ
- 保湿成分
- ヒアルロン酸Na、BG、ローヤルゼリーエキスなど
ビオレ アクアリッチ光拡散UVの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約12円と料金は平均よりお安めな印象。
- 使い心地 持ち運びにはやや大きいが気にならない程度。伸びが良くコスパも良い気がします。
- 効果実感度 自然な透明感とトーンアップ効果がある。肌が白くなる点が非常に気に入っていますが、黒い服、黒いバッグだと白くなってしまうので注意が必要です。
検証者:30代前半女性編集部員M
アリークロノビューティジェルUV EX
アリー クロノビューティジェルUV EXの特徴
たっぷり水分を含んだみずみずしいジェルが肌にすっとなじみ、白浮きせず自然なつやと透明感を演出します。汗・水・摩擦に強いスーパーウォータープルーフ仕様で、ビーチやレジャーにも頼もしく対応。環境配慮のビーチフレンドリー処方であり、洗顔料やボディソープで落とせる点も肌にやさしく使いやすい設計です。美容液並みの保湿効果でしっとり感を持続させながら、化粧下地としても活用できる点が魅力です。
- 1g当たりの価格
- 約26円/1g
- 購入価格
- 2,310円(税込)
- 内容量
- 90g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ジェルタイプ・スーパーウォータープルーフ・フリクションプルーフ
- 保湿成分
- ヒアルロン酸Naなど
アリー クロノビューティジェルUV EXの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約26円と料金は平均よりややお安めな印象。
- 使い心地 少し独特な匂いがしますがベタつきが抑えられていて伸びも良く塗りやすい。サラッと感が気に入りました。
- 効果実感度 焼けにくいと思います。パウダーは必要ないですが、乾燥対策として保湿ケアは取り入れた方がいいかも知れません。
検証者:20代半ば女性編集部員O
ラロッシュポゼアンテリオスUVリペア
ラロッシュポゼ アンテリオスUVリペアの特徴
敏感肌にも配慮されたスキンバリア設計で、毎日の紫外線ダメージケアにぴったりな日焼け止め乳液です。SPF50+・PA++++ の高いUVカット機能を持ちながら、パンテノールやナイアシンアミド、ビサボロールといった整肌成分が配合されており、紫外線だけでなく肌ストレスもしっかりフォローします。軽やかな乳液状のテクスチャーは伸びがよくベタつきにくく、化粧下地としてもなじみやすいのが魅力です。フランス製で、低刺激設計によって肌への負担を抑えつつ、日中のケアをしっかり叶える製品です。
- 1g当たりの価格
- 約108円/1g
- 購入価格
- 5,390円(税込)
- 内容量
- 50g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ミルクタイプ
- 保湿成分
- パンテノール、ナイアシンアミド、ビサボロールなど
ラロッシュポゼ アンテリオスUVリペアの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約108円と料金は平均よりややお高めな印象。
- 使い心地 無色透明で美容液のような使用感。乾燥も気にならず使い心地◎。
- 効果実感度 化粧下地としても使用可とのことですがファンデの種類によってはモロモロが出たりヨレたりするので注意が必要です。
検証者:30代半ば女性編集部員A
ニベアUVディーププロテクト&ケア
ニベア UVディーププロテクト&ケアの特徴
ニベア UVディーププロテクト&ケアは、紫外線によるシミ・そばかすをしっかり防ぎつつ、美容液成分による潤いケアができる高機能UVジェルです。金銀花エキスや真珠タンパク、ダマスクバラ花水、ヒアルロン酸Naといった贅沢な美容液成分が配合され、しっとりとしたツヤを残しながらしっかり紫外線を防ぎます。SPF50+/PA++++でスーパーウォータープルーフ仕様のため、汗や水に強く、さらに石けんで落とせる肌にやさしい設計。顔にも体にも使え、化粧下地としても活躍します。
- 1g当たりの価格
- 約13円/1g
- 購入価格
- 1,014円(税込)
- 内容量
- 80g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ジェルタイプ・スーパーウォータープルーフ
- 保湿成分
- 金銀花エキス、真珠タンパク、ダマスクバラ花水、ヒアルロン酸Naなど
ニベア UVディーププロテクト&ケアの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約13円と料金は平均よりお安めな印象。
- 使い心地 なめらかな日焼け止めクリームで少量で全体に塗りやすくコスパも最高です。なかなかなくならないのでこまめに塗り直してもワンシーズン乗り切れそう。
- 効果実感度 予防美容ケアもできるので毎日使っても荒れることなくしっかりと紫外線をブロックしてくれてる気がしました。
検証者:30代前半女性編集部員I
資生堂アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク
アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルクの特徴
最新のオートリペア技術を採用し、動きによってできる日焼け止めの「よれ」や「隙間」を自動で補修して肌を守り続ける、顔にも体にも使える乳液タイプのUVミルクです。SPF50+・PA++++の高いUV防御力に加え、耐こすれ性能やスーパーウォータープルーフ仕様による落ちにくさも魅力。化粧下地にも使いやすく、石けんだけで簡単にオフできる肌に優しい日焼け止めとして女性たちから高い支持を得ています。さらさらの使用感で紫外線だけでなく、摩擦にも強いUVケアをお探しの方にぴったりです。
- 1g当たりの価格
- 約51円/1g
- 購入価格
- 3,058円(税込)
- 内容量
- 60g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ミルクタイプ・スーパーウォータープルーフ・フリクションプルーフ
- 保湿成分
- 紫茶エキス、ウンシュウミカンエキスなど
アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルクの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約51円と料金は平均的。
- 使い心地 昔の日焼け止めっぽい匂い、そしてさらさらと軽めなのですがオイリーな仕上がりでベタつくため、顔に使うにはやや抵抗を感じます。
- 効果実感度 日焼け止め効果には大満足です。真夏のレジャーでもしっかり塗り直しをすれば黒くなりません。ただ油分が多いので、塗った手で革製を触ってしまうと跡が残ってしまいます。
検証者:20代半ば女性編集部員T
ポーラホワイトショットセラムUV
ポーラ ホワイトショットセラムUVの特徴
ポーラ ホワイトショットセラムUVは、美白ケアとUVカットを両立させた日中用の多機能クリームです。SPF50+・PA++++の高い紫外線防御力を持ちながら、ポーラ独自の「熱センサーモイスト膜技術」により、熱や汗による乾燥から肌を守ります。また、美白有効成分「トラネキサム酸」や保湿成分を配合し、シミ・そばかすの予防と肌のうるおいをサポートします。軽やかな使用感で、化粧下地やメイク直しにも適しています。
- 1g当たりの価格
- 約159円/1g
- 購入価格
- 7,150円(税込)
- 内容量
- 45g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- クリームタイプ
- 保湿成分
- ポーラオリジナル3種の保湿成分と3種の複合保湿成分
ポーラ ホワイトショットセラムUVの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約159円と料金は平均よりお高めな印象。顔の日焼け止めは肌に負担のないものを使いたい方も多いと思うので値段相応という感じ。
- 使い心地 日焼け止め特有のキシキシ感やベタベタもなくスッと肌に入っていく感じが乳液のようでいいと思いました。まぶたに塗っても目に沁みないし毛穴詰まりも気にならない。
- 効果実感度 使うほど肌が白くなると謳われていますが、1本使い切って正直それは感じませんでした。
検証者:20代半ば女性編集部員F
DHCパーフェクトUVジェル
DHC パーフェクトUVジェルの特徴
日常使いに適した高SPF値の日焼け止めジェルです。使用感は、みずみずしく軽やかなジェルタイプで、肌にのばすとさらっとした仕上がりに。白浮きや日焼け止め特有のにおいもなく、快適に使用できます。また、アルテミアエキス、黄金海草エキス、ワレモコウエキスなどの整肌成分と、コエンザイムQ10、バージンオリーブオイル、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分を配合し、乾燥肌や年齢肌が気になる方にもおすすめです。
- 1g当たりの価格
- 約25円/1g
- 購入価格
- 1,980円(税込)
- 内容量
- 80g
- SPF・PA値
- SPF50+・PA++++
- タイプ
- ジェルタイプ・ウォータープルーフ・フリクションプルーフ
- 保湿成分
- ヒアルロン酸、コラーゲン、バージンオリーブオイル、コエンザイムQ10など
DHC パーフェクトUVジェルの使用感
- 料金の満足度 内容量1g当たりの金額が約25円と料金は平均よりややお安めな印象。
- 使い心地 腕と首に使用しました。塗った瞬間からサラッとまではいきませんがすぐにサラサラになります。何度塗り直しても重たくならず石けんで落とせます。
- 効果実感度 服に擦れてモロモロが出るくらいなので化粧下地に使用するのは難しいんじゃないかと思います。日焼け止め効果は満足です。
検証者:30代半ば女性編集部員T
※ ランキングはネットの情報や取材や体験を元にこの記者が作成したものです。
日焼け止めの正しい塗り方
紫外線対策の基本アイテムである日焼け止め。毎日きちんと塗っているつもりでも、実は塗りムラや塗り残しが多く、十分な効果が得られていないケースが少なくありません。
特に顔や首まわりは一年を通して紫外線を浴びやすく、シミやシワなど年齢サインの大きな原因となるため、正しい塗り方を知っておくことが大切です。
ここでは、顔・首・体への基本の塗り方から、メイクをする日の工夫、日中の塗り直しのコツまで、初心者でもすぐ実践できるポイントをわかりやすく解説します。
日焼け止めは「量」と「塗りムラ」に注意
日焼け止めの効果を最大限に発揮するために、まず守りたいのは使用量です。「ベタつくのが嫌だから…」と少なめに塗る人が多いのですが、必要量を守らなければ紫外線カット効果は大きく低下してしまいます。
- 顔全体の目安
- パール粒大を2回分
- 片腕全体の目安
- 500円玉1枚分程度(肩から手首まで)
一度に大量にのせるとムラになりやすいので、少量を数回に分けて塗り重ねるのがコツです。重ね塗りをすることで、肌の表面に均一な保護膜ができ、紫外線をしっかりブロックできます。
顔への正しい塗り方
顔は常に紫外線にさらされ、シミや小ジワの原因になりやすい部分。だからこそ、もっとも丁寧にケアしたい部位です。
- パール粒大の日焼け止めを手に取る(まずは1回分)
- 額・両頬・鼻・あごの「5点置き」をする
- 中指・薬指を使い、顔の中心から外側に向かってやさしく広げる
- 同じ量をもう一度取り、もう一度重ね塗りする
- 最後に両手のひらで顔全体を軽く押さえ、密着させる
髪の生え際、小鼻のわき、フェイスライン、まぶた、耳、唇は忘れやすい部分です。毎日のルーティンに「仕上げチェック」を加えると、塗り残しを防げます。
首・デコルテへの塗り方
首やデコルテは意外と紫外線を浴びやすく、年齢サインが出やすい部位です。顔と同じように、毎日の習慣としてしっかりケアしましょう。
- 手のひらに適量を取り、首筋からあごに向かって下から上へなじませる
- デコルテはリンパの流れに沿って左右にやさしく広げる
- 首の後ろ、うなじ、肩まわりも忘れずに
特に首の後ろやデコルテは「気づいたら赤くなっていた…」と後悔しやすい場所。外出予定がある日は必ず塗る習慣をつけましょう。
ボディへの塗り方
腕や脚など広い範囲は、一度に塗ろうとするとどうしてもムラになりやすいものです。
- 容器から直接、腕や脚に「線を描くように」出す
- 手のひら全体で円を描くように伸ばし広げる
- ひじやひざなどシワがある部分は、曲げ伸ばししながら丁寧に塗り込む
- 日焼けしやすい「手の甲」「足の甲」は特に忘れずに
- 最後にもう一度重ね塗りをして、均一に仕上げる
背中など手が届きにくい場所は、スプレータイプの日焼け止めを活用したり、パートナーや家族に手伝ってもらうのもおすすめです。
メイクをするときの日焼け止め
日焼け止めはスキンケアの延長で塗るのが基本。ベースメイクと組み合わせる場合は、洗顔 → 化粧水 → 乳液 → クリーム → 日焼け止め → 化粧下地 → ファンデーションの順番を守ると効果的です。
- ベースメイク前にしっかり塗って密着させることで、崩れにくくなる
- 化粧下地としても使える日焼け止めを選べば、忙しい朝の時短にも便利
- メイク後は塗り直しが難しいため、最初にムラなく丁寧に塗ることが重要
日中の塗り直しのコツ
日焼け止めは汗や皮脂で徐々に落ちてしまうため、2~3時間おきの塗り直しが理想的です。特に夏場や屋外では必須といえます。
- ティッシュで余分な皮脂を軽くオフする
- スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めを重ねる
- 崩れやすいTゾーン(鼻・額)や頬を中心に丁寧に補強する
「塗ったつもり」でも、実際には塗り残しが多いのが日焼け止め。以下の部位は特に注意しましょう。
塗り残しに注意したい部位
- フェイス
- 髪の生え際、フェイスライン、小鼻のわき、まぶた、耳、唇など
- ボディ
- 首の後ろ、うなじ、デコルテ、背中の中央、ひざ・ひざ裏、足の甲、手の甲、体の側面など
- Point!
-
どんなに高性能な日焼け止めでも、正しく塗らなければ効果は半減してしまいます。適量を守ること、部位ごとに塗り方を工夫すること、重ね塗りと塗り直しを習慣にすること、この3つを意識すれば、紫外線からしっかり肌を守り、未来の美肌をキープすることができます。毎日の生活に取り入れて、「習慣」として続けることが最大のポイントです。
日焼け止めの正しい落とし方
私たちの肌を紫外線から守ってくれる日焼け止め。「塗ること」と同じくらい「落とすこと」も大切だという点は、意外と見落とされがちです。日中しっかりと肌を守ってくれた日焼け止めも、夜にきちんと落とさず残してしまうと毛穴詰まりや肌荒れの原因となり、せっかくのスキンケアが台無しになってしまいます。
そこで、ここでは日焼け止めの種類に合わせた正しい落とし方や、肌に負担をかけないための工夫について、順を追って詳しくご紹介します。
なぜ日焼け止めはきちんと落とす必要があるのか
日焼け止めの成分は、紫外線をブロックするために肌の表面にしっかりと密着するように設計されています。そのため、ファンデーションなどのメイクと同じように、時間が経つと皮脂や汗と混ざり合い、毛穴やキメの間に入り込みやすくなります。きちんと落とさないまま眠ってしまうと、毛穴に残った成分が酸化し、吹き出物やくすみの原因になったり、肌のバリア機能を低下させたりすることがあります。日焼け止めは「落とさなくても大丈夫」と思われがちですが、実際には肌の健康を守るために夜のオフは欠かせないステップなのです。
日焼け止めを落とさないことで引き起こされる肌トラブル例
- 毛穴詰まりや皮脂酸化によるニキビ・吹き出物
- 肌のゴワつきやくすみ
- バリア機能の低下による乾燥
石けんで落とせるタイプの正しい洗い方
最近では「石けんで落とせる」と記載された日焼け止めも増えており、普段使いのシーンでは便利に活用できます。こうしたタイプはSPFやPAの数値が比較的低めで、日常生活のちょっとした紫外線対策に適しています。石けんで落とせるタイプの日焼け止めは、まず洗顔料をしっかり泡立てて、きめ細かい泡を肌全体にのせることが大切です。ここでゴシゴシとこする必要はなく、泡の弾力を利用して汚れを浮かせるイメージでやさしくなじませましょう。すすぎの際もぬるま湯を使い、肌を手のひらで包み込むように丁寧に流すことがポイントです。
SPF・PA値が低めで「石けんで落とせる」と記載された日焼け止めの落とし方まとめ
- 泡立てネットなどでしっかり泡を作る
- 顔全体を泡で包み込むようにやさしく洗う
- ぬるま湯で丁寧にすすぐ
クレンジングが必要なタイプの落とし方
一方で、ウォータープルーフ仕様やSPF50以上の高機能タイプは耐水性・耐汗性に優れている分、肌に密着する力も強いため、石けんだけでは完全に落としきれないことが多いです。落とし残しを防ぐためには、専用のクレンジング剤を活用しましょう。オイルタイプやバームタイプなど洗浄力が高めのクレンジングを手に取り、乾いた手で日焼け止めを塗った部分にやさしくなじませます。小鼻の周りやフェイスラインなど、落とし残しやすい場所は指先を使って丁寧に洗うことが大切です。その後、ぬるま湯でしっかりと洗い流せば、肌に不要な成分をきれいにオフすることができます。
SPF値が高く「ウォータープルーフ」などの記載がある日焼け止めの落とし方まとめ
- クレンジング前に手を洗い、余分な皮脂や汚れを落とす
- 額・頬・鼻・あごの順にのばし、くるくるとやさしく円を描くようになじませる
- 少しずつ水を足して白っぽくなるまで乳化させる
- フェイスライン・髪の生え際・小鼻の脇などすすぎ残しに注意し洗い流す
- クレンジング後に洗顔料で余分な油分をオフし、肌をリセットする
身体に塗った日焼け止めは見落としがちですが、特に海やプールで使うウォータープルーフタイプは丁寧に落とす必要があります。ボディ専用のクレンジングやオイルを使い、シャワーでしっかり洗い流しましょう。背中や肩などは泡が残りやすいので注意が必要です。
落とすときに意識したい肌へのやさしさ
日焼け止めをオフするときに最も注意すべきなのは「摩擦」です。ゴシゴシと力を入れてこすると、一時的にきれいになったように見えても、肌の角層を傷つけてしまい、乾燥や赤みを招く原因になります。特に目元や口元など皮膚が薄い部分は、やさしくなじませるように意識しましょう。また、すすぎ残しがあると肌トラブルにつながるため、髪の生え際や耳の周り、あごの下まで丁寧に洗い流すことが欠かせません。洗い終わった後はタオルで押さえるように水分を取り、決して強くこすらないようにしましょう。
- 摩擦を避ける
- ゴシゴシこすると肌のバリアが壊れ、赤みや乾燥を招きます。
- 強すぎる洗浄を控える
- 必要以上に洗いすぎると皮脂を奪い、インナードライの原因に。
- ぬるま湯を使う
- 熱いお湯は乾燥のもと。体温よりやや低めのぬるま湯がベスト。
オフ後に必ず行いたい保湿ケア
日焼け止めを落とした後の肌は、紫外線や洗浄による刺激で一時的に乾燥しやすくなっています。ここでしっかり保湿を行うかどうかで、翌朝の肌の調子が大きく変わります。化粧水をたっぷりと与え、乳液やクリームで潤いを閉じ込めることが大切です。乾燥を感じやすい方は保湿効果の高い美容液をプラスするのもおすすめです。落とすケアと与えるケアをバランスよく行うことで、日焼け止めによる肌ダメージを最小限に抑え、健やかな肌を保つことができます。
- 化粧水で素早く水分補給
- 美容液や乳液でバリア機能をサポート
- 最後にクリームで油分を補い、うるおいを閉じ込める
- Point!
-
日焼け止めは紫外線対策に欠かせない存在ですが、その役割を果たした後は必ず丁寧に落とすことが美肌への近道です。石けんで落とせるタイプなのか、クレンジングが必要なタイプなのかを見極め、自分の生活シーンや使用しているアイテムに合わせて正しい方法を選ぶことが大切です。そして何よりも、摩擦を避けてやさしく洗うこと、洗い残しを作らないこと、そしてオフ後にしっかりと保湿を行うこと。この3つを心がけるだけで、肌はぐんと健やかさを保てるようになります。毎日の習慣として「日焼け止めを正しく落とす」というステップを大切にし、紫外線に負けない美しい肌を育てていきましょう。
日焼け止めの効果を高める方法
日焼け止めを塗っていれば紫外線対策は完璧、と思っている方も多いのではないでしょうか。確かに日焼け止めは肌を紫外線から守るために欠かせない存在ですが、実はただ塗るだけでは十分な効果を得られないことがあります。塗り方やタイミング、そして季節やシーンごとの使い分けを工夫することで、日焼け止めの力はぐっと引き出せるのです。ここでは、日焼け止めの効果をより高めるために押さえておきたいポイントを、順を追って分かりやすくご紹介します。
日焼け止めは一年中必要
多くの人が「夏だけ塗ればいい」と考えがちですが、紫外線は季節を問わず一年中降り注いでいます。冬だからと油断してしまうと、気づかないうちに肌がダメージを受け、シミやシワといった形で将来あらわれてしまうことがあります。特に春は紫外線量が急激に増える季節で、まだ肌が冬の乾燥から回復していないため影響を受けやすい時期です。夏はもちろん、秋や冬にも忘れずに日焼け止めを取り入れることが、美肌を守る第一歩といえます。
- 春
- 紫外線量が一気に増える季節。シミ・そばかすの原因になるUVAが強くなるため要注意です。
- 夏
- 紫外線が最も強い季節。屋外レジャーではSPF50・PA++++などの高い防御力が必要です。
- 秋
- 紫外線量は減っても、夏に受けたダメージが表面化する時期。保湿効果のある日焼け止めがおすすめです。
- 冬
- 紫外線はゼロではなく、雪の反射でむしろ浴びやすい環境も。ウィンタースポーツでは高SPFが必須です。
また、マスクをしているから安心というわけでもありません。紫外線の中でも特に肌の奥まで届きやすいUV-Aは布を通過するため、マスクの下も日焼けする可能性があります。顔全体はもちろん、うっかり塗り忘れやすい耳や首、デコルテなども忘れずに守りましょう。
季節やシーンに合わせた選び方
日焼け止めは一年中必要ですが、すべての季節で同じアイテムを使えば良いというわけではありません。季節や生活シーンに合わせて適切なものを選ぶことが大切です。たとえば夏の真昼に屋外でスポーツをする場合と、秋にちょっとした買い物に出かける場合では、必要なUVカット効果がまったく異なります。
短時間の外出や日常的な散歩なら、SPF10~20程度、PA++程度でも十分対応できます。しかし真夏の海や山、長時間屋外で過ごす場合には、SPF50以上、PA++++といった高機能タイプを選んだ方が安心です。秋になると紫外線量はやや落ち着きますが、夏に受けたダメージが肌に残っているため、保湿効果を兼ね備えた日焼け止めを選ぶのが理想的です。そして冬、紫外線量は少ないもののゼロではありません。特に雪山など標高の高い場所では照り返しによる紫外線が強力で、真夏以上に肌に負担をかけることもあるため、しっかりとした対策が必要です。
- 在宅
- SPF10前後・PA++程度
- 短時間の外出
- SPF20前後・PA++以上
- 通勤や日常使い
- SPF30前後・PA+++程度
- 屋外レジャーなど
- SPF50+・PA++++・ウォータープルーフタイプ
塗るタイミングを意識する
日焼け止めを効果的に使うには、塗るタイミングも大切です。よくある間違いは、お出かけの直前に慌てて塗るパターン。これでは肌に密着する前に洋服やマスクにこすれてしまい、効果が十分に発揮されないことがあります。理想的なのは朝のスキンケアの最後に塗ること。化粧下地として使う場合も、日焼け止めを塗ってからしばらく時間を置いてファンデーションを重ねると、日焼け止めもベースメイクもきれいに保てます。
また、家にいるときでも油断は禁物です。窓ガラスを通り抜けるUV-Aは室内にも届くため、日中を家で過ごす場合でも塗っておくことをおすすめします。
こまめな塗り直しが効果を左右する
一度塗れば安心、というわけではないのが日焼け止めの難しいところです。実際には、汗や皮脂、タオルで顔を拭く動作などによって日焼け止めは少しずつ落ちてしまいます。そのため、2~3時間おきを目安に塗り直すことが効果を持続させる鍵となります。
特に額や鼻、頬骨、肩、デコルテといった紫外線が当たりやすい部分は落ちやすいので注意が必要です。塗り直すときには、汗や皮脂を軽くティッシュで押さえるように拭き取り、その上からやさしく重ねるのがポイントです。海やプールで遊んだ後は、肌の水分をしっかり拭き取ってから塗り直すことで、ムラなくしっかりと塗布できます。
- 汗をかいたら
- ティッシュやタオルで軽く押さえて水分をオフ → 日焼け止めを塗り直す
- メイク直し
- UVカット効果のあるフェイスパウダーやスプレータイプを活用
- 海・プールの後
- 水分をしっかり拭き取ってから再度塗布
朝塗ったきりでは午後にはほとんど効果がなくなっている場合もあるので、こまめな塗り直しこそが紫外線対策の決め手です。
均一にたっぷり塗ることが基本
日焼け止めの効果を高める上で意外と重要なのが「塗る量」です。少ししか塗らなければ、紫外線を十分にカットすることはできません。顔に使う場合はパール粒2つ分程度を目安に、指先で点置きしてから全体にやさしく広げるとムラなく塗布できます。首や腕などの広い部分もケチらずしっかり塗ることが大切です。また、日焼け止めを重ね塗りすることでよりムラが防げるので、特に日差しの強い日は2度に分けて塗ると安心です。
- 使用量はケチらない
- 顔全体でパール粒2個分が目安。少なすぎると効果が半減します。
- 重ね塗りも必要
- 額・両頬・鼻・あごに点置きし、中心から外側へやさしくのばす。
- ムラなく広げる
- 首・耳・デコルテなど紫外線が当たりやすい部分は特に入念に。
- 直塗りもおすすめ
- 腕や脚には容器から直接出して塗り広げるとムラになりにくいです。
- Point!
-
日焼け止めはただ塗ればよいというものではなく、一年を通して使い続けること、シーンや季節に合わせて選ぶこと、そして塗るタイミングや塗り直し方を工夫することが大切です。さらに、十分な量を均一に塗ることを心がけることで、日焼け止め本来の力を最大限に引き出すことができます。紫外線は日々少しずつ肌にダメージを蓄積させ、やがてシミやシワとなって現れてしまいます。今の肌を守るだけでなく未来の肌を美しく保つために、正しい方法で日焼け止めを使いこなし、毎日の紫外線対策を万全に整えていきましょう。
日焼け止めを使用する際の注意点
強い紫外線から肌を守るために欠かせないアイテムである日焼け止め。しかし、ただ塗れば十分というわけではありません。正しい使い方や注意点を理解しないと、本来の効果を発揮できなかったり、逆に肌トラブルにつながってしまうこともあります。ここでは、日焼け止めをより安心して効果的に使うために、押さえておきたいポイントを分かりやすくご紹介します。
清潔な肌に塗ることから始めよう
日焼け止めを塗る際、まず意識したいのが「肌の状態」です。汗や皮脂、メイクの残りが肌に残ったまま日焼け止めを塗ってしまうと、きちんと肌に密着せず、ムラになって効果が落ちてしまうことがあります。また、汚れや皮脂と混ざり合うことで毛穴をふさいでしまい、吹き出物や赤みなどの肌トラブルを引き起こす原因になることも少なくありません。そのため、日焼け止めを塗る前には必ず顔や身体を清潔にし、余分な汚れを落とすことが大切です。朝であれば洗顔やシャワー後に、外出先で塗り直すときは汗や皮脂を軽く拭き取ってから使用するようにすると安心です。
乾燥肌の人こそ保湿がカギ
日焼け止めは紫外線から守ってくれる一方で、肌に少なからず負担をかけるアイテムでもあります。特に乾燥肌や敏感肌の人が直接塗ると、刺激を感じたり赤みが出たりすることがあります。こうしたトラブルを防ぐためには、日焼け止めを塗る前にしっかりと保湿を行うことが重要です。化粧水や乳液で肌を整え、適度にうるおいを与えてから日焼け止めを重ねることで、肌表面がなめらかになり密着度も高まります。ファンデーションのノリも良くなるため、メイク前のベースケアとしても効果的です。とくに外で長時間過ごす日や冷暖房が効いた室内で過ごすときは、乾燥対策として保湿を意識してから日焼け止めを使用すると良いでしょう。
古い日焼け止めは思い切って処分を
「去年の夏に使った日焼け止めがまだ残っているから使おう」と思った経験はありませんか?実はそれが肌トラブルの大きな原因になることがあります。日焼け止めは時間の経過とともに紫外線防御成分の効果が弱まるだけでなく、開封後は空気中の雑菌や指先からの細菌が混入しやすくなります。見た目や香りに変化がなくても、中では雑菌が繁殖している可能性もあるのです。そのため、基本的には開封後ワンシーズンで使い切るのが理想とされています。特にオーガニック系や防腐剤が少ない処方のものは劣化が早いため注意が必要です。どうしても使用したい場合には、腕の内側などでパッチテストを行い、異常がないかを確認してから使うようにしましょう。
使用期限を守って使い切ることを目標に
日焼け止めには明確な使用期限が記載されていないことも多く、「どれくらいもつのだろう」と疑問に思う方は少なくありません。未開封であれば2~3年は品質が保たれるものが多いですが、開封後は空気や温度変化による成分の劣化が進みます。そのため、開封後はできるだけ3~4か月以内に使い切ることが推奨されています。とくに1年以上前に開封したものは、肌に塗る前に匂いや質感をチェックし、少しでも異変を感じたら迷わず処分することをおすすめします。使い切れなかった場合は、翌シーズンまで保管するのではなく、その年で使い切る習慣をつけると安心です。
正しい使い方で紫外線対策を万全に
ここまで見てきたように、日焼け止めはただ選んで塗るだけでなく、使用前の肌の状態や保湿、使用期限の管理まで意識することで、より安全かつ効果的に紫外線から肌を守ることができます。毎日のケアとして習慣化してしまえば難しいことではなく、むしろ美肌を守るための大切な基本になります。肌にトラブルを感じたときは無理に使い続けず、別のアイテムに切り替えるなど柔軟に対応することもポイントです。紫外線対策は一年を通して必要なもの。正しい知識を持って安心して日焼け止めを活用し、健康的で美しい肌を守っていきましょう。
日焼け止め以外にできる紫外線対策
紫外線から肌を守るためにもっとも一般的なのは日焼け止めですが、それだけに頼るのは不十分です。紫外線は一年中、そして屋内や日陰にいても降り注いでいます。だからこそ、日焼け止めとあわせて「物理的な対策」や「生活習慣の工夫」を取り入れることが、美肌を保つためには欠かせません。ここでは、日焼け止め以外にできる効果的な紫外線対策を、わかりやすくご紹介します。
帽子や日傘で太陽光をさえぎる
外出時の紫外線対策としてまず取り入れたいのが、帽子や日傘などのグッズです。帽子は直射日光から頭皮や髪を守るとともに、顔や首への紫外線の到達を減らしてくれます。特にUVカット加工が施された広いつばの帽子は、シンプルに見えても効果は絶大です。頭皮は意外と日焼けしやすく、将来的な髪や頭皮トラブルにつながることもあるため、意識的に守る必要があります。
また、日傘は紫外線を防ぐだけでなく、体感温度を下げてくれる心強いアイテムです。UVカット率が高く、さらに遮光率の高い日傘を選ぶことで、まるで木陰にいるような快適さを得られます。最近では軽量で持ち運びやすいタイプや、男性でも違和感なく使えるシンプルなデザインの日傘も増えており、夏の外出には欠かせないアイテムとして定着しつつあります。
服装を工夫して肌を守る
紫外線は顔だけでなく全身に降り注ぐため、服装の選び方も重要です。特に腕や脚など、露出しやすい部分は日焼けしやすく、知らず知らずのうちにダメージを受けています。そこでおすすめなのが、UVカット加工が施された衣服を選ぶこと。Tシャツやパーカー、カーディガンなど、日常使いしやすいアイテムも多く出ており、おしゃれを楽しみながら紫外線対策ができます。
また、素材選びにも工夫が必要です。汗をかいても蒸れにくいリネン素材や、速乾性のあるポリエステル素材の長袖を取り入れることで、暑い日でも快適に過ごしやすくなります。最近では薄手で通気性がよく、夏でもさらりと着られる長袖アイテムも多いため、露出を控えながら快適に紫外線対策ができるのです。
サングラスで目からの紫外線も防ぐ
紫外線対策というと肌への影響ばかりが注目されがちですが、実は目も紫外線にさらされています。長時間強い日差しの下で過ごすと、紫外線が角膜にダメージを与え、充血やドライアイの原因になることがあります。さらに、目から紫外線が入ると脳が「日差しを浴びている」と判断し、体がメラニンを生成してしまうため、結果的に肌の日焼けにつながることもあります。
そのため、サングラスの着用は紫外線対策において非常に重要です。UVカット機能がしっかり備わっているものを選び、顔の形にフィットするデザインを選ぶと効果的です。最近は透明レンズでもUVカット機能を持つものが増えているので、ファッションに合わせて気軽に取り入れることができます。
外出の時間帯を意識する
紫外線は一日の中で量が変化し、特に午前10時から午後2時ごろまでがピークといわれています。この時間帯の外出を避けるだけで、受ける紫外線の量を大幅に減らすことができます。どうしても外出しなければならないときは、できるだけ日陰を歩いたり、屋根のある道を選ぶなど工夫すると良いでしょう。
また、日陰だからといって油断は禁物です。紫外線は空気中で散乱し、建物の壁や地面から反射するため、日陰でも完全に避けることはできません。それでも、直射日光に比べると紫外線量は半分程度に抑えられるといわれているため、できる限り日陰を活用するのがおすすめです。
室内や車内でも紫外線は忍び込む
「今日は屋内にいるから大丈夫」と思っていても、実は窓ガラスを通して紫外線は入ってきます。特にUVA波はガラスを通過しやすいため、長時間窓際にいると知らぬ間に日焼けしてしまうことがあります。車を運転する人も要注意で、ドライバーの左腕だけ日焼けしてしまうのはよくあることです。
このような場面では、UVカットフィルムを窓に貼ったり、薄手のカーディガンやアームカバーを身につけることで対策できます。室内だからと油断せず、日常のちょっとした時間も意識して紫外線から肌を守りましょう。
総合的な紫外線対策で肌を守る
紫外線対策は日焼け止めを塗るだけでは不十分であり、帽子や日傘、服装の工夫、サングラスの着用、外出時間の調整、室内での対策などを組み合わせることで、より高い効果を得られます。紫外線はシミやシワといった見た目の変化だけでなく、肌の老化や健康リスクにも直結するため、毎日の小さな積み重ねが未来の肌を左右します。
日焼け止めと合わせてこれらの工夫を取り入れることで、紫外線の影響を最小限に抑え、健やかで美しい肌を長く保つことができます。今日から少しずつ取り入れて、自分に合った紫外線対策を続けていきましょう。
日焼け止めに関するよくある質問
- SPFとPAは何が違うのですか?
- SPFは主にUVB波(肌を赤くし、日焼けやシミの原因になる紫外線)を防ぐ指標で、数字が大きいほど効果が高くなります。PAはUVA波(肌の奥まで届き、しわやたるみを引き起こす紫外線)を防ぐ目安で、「+」の数が多いほど防御力が高いことを示します。
- 日焼け止めは毎日塗ったほうがいいですか?
- はい。曇りの日や室内でも紫外線は降り注ぎ、窓ガラスも一部の紫外線は通すため、毎日の使用がおすすめです。特にシミやエイジングケアを意識している方は、年間を通して習慣化するとよいでしょう。
- 化粧下地と日焼け止め、どちらを先に塗ればいいですか?
- 基本的にはスキンケアの最後に日焼け止め、その上から化粧下地やファンデーションを重ねます。日焼け止めの効果をきちんと発揮させるためにも、ベースメイクの前に塗るのが理想です。
- 塗り直しはどのくらいの頻度で必要ですか?
- 2~3時間おきの塗り直しが推奨されます。汗や皮脂、摩擦で落ちてしまうため、外出中やレジャーのときは特に意識してこまめに塗り直すことが大切です。
- 顔と体で日焼け止めを分けた方がいいですか?
- 顔は皮膚が繊細で刺激に敏感なため、顔用に作られた低刺激タイプを使うのが安心です。体には伸びが良く広範囲に塗れるタイプを選ぶと快適に使えます。
- 子どもに大人用の日焼け止めを使っても大丈夫ですか?
- 子どもの肌は敏感なので、大人用では刺激が強い場合があります。紫外線吸収剤不使用のノンケミカルタイプやベビー・キッズ専用の低刺激タイプを選ぶと安心です。
- 日焼け止めはどのくらいの量を塗ればいいですか?
- 顔だけならパール粒2個分程度(約0.8g)、体はムラなくしっかり塗る必要があります。少なすぎると表示通りの効果が得られないので、やや多めを意識するとよいでしょう。
- 日焼け止めを落とすときはクレンジングが必要ですか?
- ウォータープルーフタイプや高SPFタイプは、通常の洗顔やボディソープでは落ちにくいため、クレンジングや専用リムーバーが必要です。「石けんで落ちる」と表示がある製品は、通常の洗顔で十分落とせます。
- 使用期限を過ぎた日焼け止めは使えますか?
- 効果が落ちるだけでなく、酸化や雑菌繁殖による肌トラブルのリスクがあります。開封後はワンシーズンで使い切ることを目安にし、古いものは無理に使わず処分しましょう。
- 日焼け止めを塗っていても焼けてしまうのはなぜですか?
- 塗る量が少なかったり、塗り直しが不十分だったりすると効果が発揮されません。また汗や摩擦で落ちやすいため、こまめな塗り直しが大切です。強い紫外線環境では、日傘や帽子、UVカット衣類と併用するとより効果的です。
- この記事を書いた人
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編集部員 Megumi
ウェブライター
制作会社でライターとして勤務。その後、フリーランスのウェブライターとして、美容、健康、ファッションなどの記事を執筆してきました。趣味はホットヨガ、愛犬と遊ぶ、自宅で自作アロマを焚くこと。
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